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高松 秀樹

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第175回:世界の働き方

2024/04/20

大手各社人事が集うコミュニティーで「今後の働き方」についての情報共有が行われていました。

中でも、興味深かったのが、「世界の働き方」について。

ユニークな取り組みをしている9カ国の主だった情報を教えていただいたのですが、世界各国で定着している「働き方」を下記に共有します。(全ての企業に該当するわけではありませんが、定着している事例とのこと)

① アメリカ:フレキシブルワーク
働く場所や、労働時間も完全自由という制度が定着

② イギリス:圧縮労働時間制 / 学期間労働時間制
・1日の労働時間を延ばす代わりに週の労働日数を少なくできる制度

・子供の登校時間や休暇に合わせて労働時間を短縮できる制度

③ ドイツ:1日10時間以上の労働を法律で禁止
日本より労働時間が短いにも関わらず、労働生産性は日本を大きく上回る

④ スウェーデン:親休暇法
子供が8歳になるまでに合計480日間を取得できる制度

⑤ オランダ:時間貯蓄制度
残業や休日出勤など所定外の労働時間を貯蓄し、後日有給休暇などに振り替えて利用できる制度

⑥ フランス:日曜勤務は平日給与の倍
日曜出勤で給与が平日の倍になる

⑦ ベトナム:副業/ダブルワーク
ベトナムでは複数の仕事を行うことが当たり前で、過半数が兼業

⑧ タイ:子連れ出勤
社会全体で子育てを行うという文化があり、子連れ出社も普通

⑨ ブラジル:バケーション休暇
1年のうちに連続30日の有給を与えなければいけない制度

個人的には、オランダ、フランス、ブラジルの制度に特に魅力を感じますが、大手各社の「今後の働き方」はどのような変化を迎えるのでしょうね?