HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

塩崎 俊樹

ホーム > 塩崎 俊樹 > 記事一覧 > 【第3回講座】コロナ禍こそ人材育成のチャンスに充てる

【第3回講座】コロナ禍こそ人材育成のチャンスに充てる

2020/12/28

 コロナの第三波になってから、少しのぼり調子だったお店の売上に急激なブレーキがかかりました。
お客様が街からいなくなり、待っていても来ない。その一方お店の中では従業員と一緒にお客様の来店を待ちながら営業している状態が続いています。そんな先が見えない状態の中で一番大切なことは何でしょうか?

一つは、潰れないで生き抜いていくことですね。このことは何よりも大切なことです。潰れてしまうと、そもそもがなくなり、前に進めなくなるからです。大切なことは資金の確保と減った売上の中でも利益を出して経営することができる体制づくりですね。

もう一つの大切なことは、コロナを抜けた後に目を向けた準備を進めていくことです。コロナはいつか抜けます。ただそれがいつになるか?具体的な時期はわかりません。しかし、いつか必ず抜けていきます。その時あなたは今までと同じ市場がそこにあると捉えていますか?それとも全く違う世の中になっていくと捉えていますか?

 答えは全く違う世の中になっていくと捉えています。今までOKであったことがNOになっている。集客に必要なことも人材育成で求められることも、コロナ前とは変わってくると捉えています。その変化に備える上で大切なことは、今いるスタッフ達を巻き込み、未来に向けた準備をするための教育の場を設けていくことです。

コロナ禍の今だからこそできる人材育成。時間という資源が一番使えるからこそ、お客様が来ない今、人材育成に時間を使うことが大切であるのです。人材育成は時間がかかります。時間がかかるからこそ時間が生まれやすい今、時間を取り、人材育成に充てていくべきであるのです。そういった点から見るとコロナ禍の今は未来に向けた準備の時間であると受け止めています。

あなたは、コロナをどう受け止めて、抜けた後に向けてどんな準備を進めていますか。