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加倉井 正和

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第170回 マル〇丸まる。

2024/03/12

今回のテーマは「まる」。

プッチモニの「ちょこっとLOVE」の歌詞ではありません。
赤いパックに白いまるのお酒、「白鶴 まる」ではありません。
薫と友樹、たまにムック。の「マル・マル・モリ・モリ!」ではありません。

久しぶりのオヤジギャグ!
私の研修でも体験することができます。

様々な絵本などのタイトルやテーマにもなっている「まる」。

「まる」といえば、なにか暖かいイメージがあります。
太陽も「まる」だからか?
「しかく」みたいに角がないからか?

しかし、最近話題になっているのは、「マルハラ」。
けっして、バブル時代に流行ったディスコ店の名称ではありません。
もう、しつこいですね。
ちなみに、ディスコ店名は、「マハラジャ」。

「まる」が怖い!?

マルハラとは、「マルハラスメント」の略称。
「はい。」
「承知しました。」
「連絡ください。」
など、
LINEなどのSNSにて、メッセージ文末に句点「。」がついていることで、恐怖心を抱くこと。

主に、中高年から送られてくるものに対し、若者が感じているようです。

そう感じる理由は、
「シャットアウトされた感じ」
「冷たさを感じる」
「距離感を感じる」
などなど。

若者はリアルタイムで使用するツールという感覚で使用しています。
単語や短い文章を素早く送信している為に「。」を打つことすらタムパが悪いのかもしれません。

ちなみに、タムパとは「タイムパフォーマンス」の略称。
たこやきパーティーのことではありません(笑)。

「感覚の違い」
今も昔も、事柄は違えど言われてきたことかと思います。
「今の若いもんは~」
「新人類」
などなど。

今は、相手が感じることで「ハラスメント」と表現しがちです。
「同じ感覚」の人といることは、安心かもしれません。
しかし、「他者との違い」を理解することも大切です。

「何を、どこまで」「どちらが」など、細かいことを挙げたらきりがないですが、「自分から相手を知る」ことが重要なのではないでしょうか。

「知らない相手」に感じることと、「知っている相手」に感じること。
きっと「違い」があるはずです。