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高松 秀樹

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第168回:役員の会食

2024/03/02

・22年8月:会長(当時)辞任

・23年12月:社長(当時)解任

・24年2月:グループ会社会長(当時)解任

それぞれ「性暴力が疑われる行為」や「セクハラ行為」を引き起こしたことが原因。。

上記は、経営者3人が相次ぐ不祥事で引責した「ENEOSホールディングス(エネオスHD)」での出来事です。

先日、これまで空席だった社長に宮田副社長が4月1日付で昇格することと共に今後の再発防止策を発表したのですが、その内容は、

「取締役が会食時に飲酒しすぎていないか、同行者が監視することをルール化」することなのです。。

「トップの人権に対する考え方が非常に甘いことが共通している」と不祥事の背景も説明し、自身は「一切起こさない」と宣言までしているのですが、、

・日本を代表する大手で、こんなルールを設けないと節度ある飲酒ができないとは情けない、、

・客観的なルールじゃないと、どこからがアウトなのか明確な判断できやんよな。。

・アルコールによるハラスメントを起こさないという意思表明にも見えるけど、これまでの不祥事を酒のせいにしているだけ、、浅はかやな、、

・監視しなければならないような役員を、社員は尊敬できるのでしょうか。。

・新卒採用はもちろん、若手の定着も難しくなるやろな、、

世間からは聞こえてくる声は、ネガティブな感想ばかりのようです。。

「企業は人なり」と掲げる会社は多いですが、その通りですね。