第152回 この人に聞く！～人・組織が羽ばたく時～
2024/01/14
田村広大様（其の4）
今回の対談は、お金と健康の専門家でアメリカンフットボールの選手でもある田村広大様にご協力頂きました。
田村様は、ファイナンシャルプランナーとして保険を47社取り扱う保険代理店と、SBI証券、楽天証券を取り扱っている証券会社の代理店に勤めながら自分の会社で不動産、パーソナルジム、パーソナルトレーニングの事業運営をされるなど、幅広く活動されております。
今回は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づきをお届けします。
今回対談の中で一番印象に残ったのは、形に囚われず未来を創造する力と実現力です。
自分の軸を大切に、もっと自由にキャリアを歩む！
まず注目したいのは、そのキャリアです。新卒で都市銀行に入社し、２年で消防士に転職、その後お金のプロフェッショナルとして保険、証券、不動産を扱い、お客さんの健康を守るため予防医療診断士になりパーソナルジムを展開されてこられました。
キャリアだけ見るとアブノーマルに見えますが、その軸はぶれていないんです。
純粋に人のためになることをしたいという強い想いが根底に感じられ、お金と健康を守ることに特化した形で仕事をされています。
お客さんにとって何が良いか。それを徹底的に追及してきたキャリアでありますし、今後のビジョンからもその想いが伝わってきます。
キャリア形成を考える時、5年後、10年後の自分のありたい姿を思い描き、理想像に近づくための選択をします。
その際、将来○○したければ○○しなければいけないと考えることはありませんでしょうか。
一般的にこういうキャリアを歩む場合はこうしなければいけない、こうすべきなど、固定観念を持っているケースも少なくありません。
田村さんのキャリアを見たとき、そういった形式に囚われることはなく、自由な発想でキャリアを積んでおられます。
自分の軸だけはぶらさず、形に囚われないキャリア形成は、現代社会を生きる上でとても大切なことだと思いました。
目標に日付を！実現力を高めるポイントとは！
もう一つ印象に残ったのは、ありたい姿を実現するその実現力です。
ファイナンシャルプランナーとしてのお仕事やパーソナルジムのお仕事、そしてアメリカンフットボール選手としての活動、話を聞く中で田村さんの実現力に驚きました。
毎朝3時に起きて勉強して、毎日10キロ走り、毎日本を1冊読むそうです。
とてもストイックですよね。
ただ、ストイックだから実現力が高いのでしょうか。
もちろんそれもあると思いますが、一番大きな要素は目標に期日を決めていることだと思いました。
田村さんの医学部に入って医者になるという目標には、いつまでにという時期が明確に掲げられています。
おそらく目標を達成するためのプランまでしっかりと立てておられるのでしょう。
ありたい姿を描くことは誰でもできますが、その目標をいつまでに達成すると決めている人は多くはありません。「いつか達成できればいいな」という目標は、目標ではなく願望です。
「絶対に達成するしかありえない」と思って目標設定し、それに向かって日々行動することが実現力を高める重要なポイントなのではないでしょうか。
今週は、田村広大様との対談から得た学びと気づきをお届けしました。
ご協力いただきました田村広大様には感謝申し上げます。
これからの益々のご発展をお祈り申し上げます。
プロフィール
田村 広大（たむら こうだい）
・株式会社インテグリティ代表取締役
・HERCULES FACTORY 代表
出版書籍
『誰でも痩せられる（超シンプルなダイエット法）』
『夢をかなえる短眠法 ~3時間で熟睡し、5倍濃く生きる』
