本日12月5日は、『国際ボランティアデー』。
1985年に国連が制定しました。
世界の平和と社会開発の推進のため、ボランティア活動に対する認識を高め、参加意識を拡大する日です。
ボランティアとは、だれもが人間らしく豊かに暮らしていける社会を目指し、身近なところでできることを自らすすんで活動することです。
ボランティアには、大切な4つの原則があります。
①『自主性・主体性』
強制的ではなく、義務としてでもなく、自分の意思で行う活動
②『社会性・連帯性』
誰もがいきいきと豊かに暮らしていけるように、お互いに支えあい学び合う活動
③『無償性・無給性・非営利性』
金銭的な報酬を期待して行う活動ではなく、お金で得られない出会いや発見、感動、喜びを得ることができる活動
④『創造性・開拓性・先駆性』
何が必要かを考え、より良い社会を自分たちで創る活動
誰もが人間らしく豊かに暮らしていける社会を目指し、身近なところでできることを自らすすんで行う活動
企業研修でもよくワードとして登場する『自主性・主体性』。
何か言われないでも「自主的に行動」する。
ということは、どのようなことか。
イメージしやすいのは、ボランティア活動かもしれません。
しかも、何かに参加する活動のことではありません。
例えば、目の前に落ちている空き缶をゴミ箱に捨てるだけでも「自主的な行動」になります。
なぜゴミをゴミ箱に捨てなければいけないのかを考えれば社会性に関連します。
また、その行為は金銭を求める行動ではありません。
そんな小さな行動でも、立派なボランティア活動です。
スポーツの大会では、
試合後にサポーターが観戦席のゴミ拾いをしている様子がニュースで流れたりしています。
もちろん、出場している選手もゴミを拾う場面があります。
そんな行為を、たくさんの人が目にすることで、
ゴミを拾う人が増えるか、
ゴミを捨てない人が増えるか、
何かしらの影響を与えることができるのではないでしょうか。
私たちの生活圏内でも、
そのような行動が増えれば、
もっと社会は良くなっていくのかもしれませんね。