庭瀬幸一郎様（其の4）
今回の対談は、プロミュージシャンとして活動されているされている庭瀬幸一郎様にご協力頂きました。
庭瀬様は、脱サラしてプロミュージシャンに転身された異例の経歴をお持ちです。
現在はアコースティックデュオN.U.として活動される傍ら、株式会社POV取締役として、ボイストレーニングやオンライン配信コンサルサービスを提供されるなど、幅広く活動されております。
今回は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づきをお届けします。
今回対談の中で一番印象に残ったのは、庭瀬さんの仕事への取り組み方です。
自分の困ったを形にしていく力！
まず注目したいのは、新規事業である配信コンサル事業を生み出すきっかけとなったものです。
コロナが世界的に蔓延する中、エンターテイメントは他の産業と比べてもかなり大変だったのではと容易に想像ができます。
不要不急の外出は控えるよう散々言われていましたし、ライブをすることなどできない環境でしたよね。
そんな中、創意工夫をしてライブ配信をされていたわけですけど、その取り組み方が普通じゃないわけです。
“クレイジーなくらいやっていた”と表現をされていましたが、物事に取り組むその姿勢が新たな事業を生み出したんだと思いました。
コロナ禍だから、、、色んな言い訳はいっぱいできたはずです。
ただ、自分にできることを探して愚直に取り組む。
その姿勢が大切なんだと改めて感じました。
そして今では配信コンサルの延長にeラーニングの仕組みを提供して、プラットフォームとしてLMSも提供されているんだとか。
よくピンチはチャンスと言いますが、物事の受け止め方と取り組む姿勢によって結果は全然違うものになるんだなと感じました。
常にワクワクしていたい！
そしてもう一つは、常にワクワクする方へ進むことの大切さです。
庭瀬さん言葉で心に響いた言葉があります。
「僕お金に執着が全然ないんですよね。興味がないというか、あったら嬉しいですけど、そこよりワクワクしてたいんですよ。」
人生の岐路に立たされた時、何を基準にどんな選択をしますか？
楽しそう、儲かる、スキルアップできそう、効率が良い、楽できる、堅実、安定的などなど、色んな基準があって総合的に判断するのではないでしょうか。
人によってその基準は様々だと思いますが、庭瀬さんにとっては、“ワクワクしてたい“という想いが大きな基準となっているんですね。
振り返ると私は若い頃から今まで17年間会社経営をしてきましたが、誤った判断をして失敗したことがあります。
会社を起こした頃はワクワクでとにかくチャレンジをしていましたし、その過程はとても充実していました。
ただ、経営をしていく中で自分の心と向き合わずに判断をしたこともありました。
効率や利益を求めて判断したこともありました。
そのように判断したことは、大抵うまくいきませんでした。
やはりワクワクしてたかと思うとそうではなかったと思います。
庭瀬さんとの対談で、ワクワクすることの大切さを改めて感じましたし、そういう姿勢を仕事でも大切にしたいと思いました。
今週は、プロミュージシャンとして活動されているされている庭瀬幸一郎様との対談から得た学びと気づきをお届けしました。
ご協力いただきました庭瀬幸一郎様には感謝申し上げます。
これからの益々のご発展をお祈り申し上げます。
プロフィール
庭瀬 幸一郎（にわせ こういちろう）
・株式会社POV 取締役
・アコースティックデュオ N.U. ギターボーカル
