11月怒涛の○○の日シリーズ第3弾。
今回は、高畑充希さんがCMで発した印象的な言葉から。
本日11月21日は、「フライドチキンの日」
今回は、語呂合わせの記念日ではありません。
1970年11月21日、ケンタッキーフライドチキン(KFC)の日本第1号店が愛知県名古屋市西区にオープンした日付から、日本KFCホールディングス株式会社が制定しました。
当時の日本には「フライドチキン」という言葉も食べ方も馴染みがありませんでしたが、KFCの店舗が増えるにつれて広く知られるようになり、その後のクリスマスキャンペーンを契機に、フライドチキンがクリスマスのごちそうとして定着しました。
そして、「特別な日に家族などみんなでワイワイ食べる物」という印象が強く、普段に食べるには敷居が高い印象でした。
そんなイメージを払しょくさせたのが、2018年から放送された高畑充希さんによるCMキャッチコピー「今日、ケンタッキーにしない?」でした。
彼女がおいしそうにチキンにかぶりつく姿から、「気軽にランチで食べたい」「1人でも食べたい」などの「エブリディ・ブランド」に発展したとされています。
ターゲットは「日常」「若者」「個食」のニーズとして、特別な日だけじゃなく、家族連れだけじゃなく、いつでも誰でも気軽にKFCが食べたくなるプロモーションでした。
見事に消費者の心(私の心にも)に浸透していった非常に素晴らしい戦略だと思います。
特別が特別でなくなり、身近に感じること。
素敵なことだと思います。
組織でもそんな固定概念を打ち破ることも必要かもしれませんね。