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塩崎 真士

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第37回 世代間の多様性:ベビーブーマーからジェノゼミまで

2023/10/20

前回は、
女性とのコミュニケーションにおいて最も大事な
多様性のお話をしました。

多様性とは、
「多くの異なる要素や特性が存在すること」。

企業・職場においては、多様性の受容が
企業成長や企業価値につながります。

今回は、世代間について考えていきます。
「最近の若い者は何を考えているのか・・・」
このように思ったことはないですか?


「あの子、スマホばっかりいじって…」
とか
「あの上司、メールの返信が遅いなぁ」
と思ったことはありませんか?

これ、実は世代間の違いが影響しているかもしれません。
企業・職場にはさまざまな世代の人たちが働いていますが、
それぞれが持つ特徴や価値観は、時代背景や育った環境によって
大きく異なります。

まず、ベビーブーマー世代。
彼らは戦後の高度成長期に生まれ、団結力が強く、
一生懸命に働くことを美徳とする傾向があります。
彼らは「努力すれば報われる」という価値観を持っており、
忍耐強く、組織のために尽力する姿勢が特徴的です。

次に、ジェノX。
彼らはバブルの絶頂期やその崩壊を経験し、
自由で独立した精神を持つ世代です。
情報技術の発展をリアルタイムで体験し、
アナログとデジタルのはざまで育ったため、
フレキシブルな思考を持っています。
ボクがまさにこの世代。
初めて携帯電話を持ったときは衝撃でした。

そして、ミレニアルまたはジェノY。
彼らはデジタルネイティブとして知られ、
スマートフォンやSNSが日常の一部。
彼らは多様性を尊重し、ワークライフバランスを重視する
傾向があります。

最後に、ジェノZやジェノゼミ。
この世代は、今、成人を迎えるか、それを間近に控えています。
彼らは生まれたときから高度な技術に囲まれて育ち、
多様性やインクルージョンを非常に重要視します。
また、前の世代よりも情報収集が得意で、新しいことに対して
とてもオープンです。

これらの世代間の違いを理解することは、
スムーズなコミュニケーションやチームワークを実現するために
とても大事なことです。
異なる世代の特徴や価値観を尊重し、それぞれの強みを活かすことで、
より効果的な組織を築くことができます。

いかがだったでしょうか?
次回は、ジェンダーについてお話ししていきます。