社内・社外いづれも「1on1(ワンオンワン)しましょう」と言われるようになりました。
今回の記事では、社内に限ってのお話です。
そもそも『1on1』とは何なのか?
1on1とは、上司と部下で行う定期的な1対1のミーティングのことです。
部下の成長をサポートするための時間という位置付け。
部下がどういうキャリアを考えているのか、どういう悩みを持っているのかということを把握し、部下のサポートを行います。
15〜30分の短時間で、例えば毎日・毎週・毎月と周期を決めて繰り返し行うのが一般的です。
通常の面談と違い「対話型のコミュニケーション」です。
『1on1』の効果は?
1.部下との信頼関係が構築される。
2.部下の成長を促せる。
3.見えていない課題を解決できる。
『1on1は意味がないよ!』と言われる所以は?
1.そもそも1on1の目的を認識せず、ただの雑談になっている。
2.対話ではなく、上司からの一方的な話で終わる。
3.部下が1on1を嫌々受けている。
4.成長・改善につながっていない。
1on1で効果を出す方法
1.1on1自体の目的を認最初に共有しましょう。
課題解決のため・成長を促すため・関係構築のため、など1on1自体の目的を共有することは大事です。
2.その日に話すテーマも明確にしましょう。
「何を話していいのかわからない」「何の時間かわからない」というのは苦痛な時間です。
3.お互いに『対話』をします。
対話しているつもりになっているだけ、の人もいるので要注意。対話の方法は他の記事で説明しているので、参考にしてください↓
第14回 教育・育成に『褒める・叱る』は必要なし!
第17回 部下に理解され、信頼される話し方
第80回 関係の質が最重要!:自走組織『リーダー育成』(3/3)
第104回 小さな会社の自走組織の作り方4:具体的な対話の事例
『1on1』は効果が高いですが、やり方・在り方を間違えると、逆効果。
ぜひ参考にしていただき、成果が出る『1on1』を実践していただけたら嬉しいです。