「三菱UFJ銀行」、「三井住友銀行」、「みずほ銀行」の3メガバンクの初任給は「2011年以降、横並びで20万5000円」に据え置かれていましたが、三井住友銀行が「2023年春から、5万円アップの25万5000円」とする方針を発表したことから、続いて、みずほ銀行も「2024年春から新卒初任給を5万5000円引き上げ、26万円」とする方針を固めたとのこと。三菱UFJ銀行も同程度に続くと見られ、他業種との「若手優秀人材の争奪戦」に向け、待遇改善を進めているようです。
また、「ホンダ」は2023年春闘の第2回労使交渉にて「本田技研労組」の賃上げ要求に対し、満額回答する方針を発表しています。
これにより、昨年回答3000円のベアから「4倍超となる月額1万2500円以上のベア」が見込めるようです。
大手各社が、物価高による従業員の不安を取り除くための課題対策を進めているようですが、基本的には、「若手優秀人材の確保・定着」が狙いの様子。
web上の声を拾ってみると、概ね好意的なコメントが見られますが、以下のような声も多数見られます。
・ただただ羨ましい、、しょぼくれたウチの経営陣には、そこまでのアップを決断する勇気もないだろう、、
・無能な経営者、管理職のせいで給与が上がらず苦しい生活を強いられている我々は、一度、一致団結して社会を止めてみてはどうだろうか。我々がいなければ社会は回らない
・人材確保への危機感もあり、大手各社は軒並み賃金アップ策を決断している。しかし、海外企業との格差はまだまだ。もっと社員に優しい会社が増えることを願う。ウチは期待薄だが。。
「会社が給与を増やさないから、自分たちの稼ぎが増えなくて生活が苦しい、、」と。
このような考えの方が多く存在しているようなのですが、「恐ろしいほどの他人任せ」に驚きます。
しかも、信頼していない会社、不満でいっぱいの上司・経営者に対しての感情。。
信頼していない会社・不満ばかりの上司・経営者に寄りかかろうとするスタンス。
日本社会の現状の要因のひとつなのかな、とも感じてしまうのでした。