最近「ChatGPT」の記事をよく目にするようになりました。ChatGPTとは対話型のチャットボット(自動応答システム)です。
質問に答えてもらうことは勿論のこと、論文やレポートを作成してくれたり、詩や歌、エッセイ、短編小説も書いてくれるという、画期的なAIツールです。
試しに使ってみました。
「ChatGPTの便利な使い方は?」と尋ねてみたら、以下の内容をわずか15秒で回答してくれました(苦笑)
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ChatGPTは、多くの便利な使い方があります。以下はいくつかの例です。
①質問応答: ChatGPTは自然言語処理に基づいており、多様なトピックについての質問応答に役立ちます。
例えば、歴史、科学、文学などに関する質問に答えたり、翻訳の手助けをすることができます。
②アシスタント: ChatGPTは、タスクのリマインダーやスケジュールの調整など、アシスタントとしての役割を果たすことができます。
また、レストランの予約や旅行の計画を手伝うこともできます。
③コミュニケーション: ChatGPTは、テキストチャットの相手としても役立ちます。
例えば、友人や家族との会話や、ビジネスのコミュニケーションにも利用することができます。
④創造性のサポート: ChatGPTは、詩や小説、記事などの創造的なライティングのサポートにも役立ちます。
例えば、キャラクターの名前や物語の設定などを提案することができます。
⑤エンターテインメント: ChatGPTは、質問応答だけでなく、ジョークやトリビア、クイズなどのエンターテインメントの提供もできます。
以上のように、ChatGPTは様々な使い方ができる便利なツールです。
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これくらいは、朝飯前というか序の口のようで、使いこなしているユーザーには、記事や論文の下書きに使っている人もいるようです。
精度についても日々進歩しており、チャットGPTが書いた論文かどうかを見極める実験をしたところ、専門家や有識者の3割くらいしか見極めることができなかったというデータもあります。
ビジネスシーンを一変させそうなサービスということもあり、IT企業は躍起になって開発を進めています。
競合サービスが増えるほど、品質も上がってきますので、今後に期待したいと思います。
一方で、この手のサービスが進んでいくと、人間が考えなくなってしまうことへの懸念や、インターネット上にAIが不適切な情報を拡散してしまう恐れがあります。
だからこそ有用な使い方を考えていかないといけません。
チャットボットのいいところは、問い合わせたらすぐに回答してくれるところです。
若手社員研修のときによく出る話で、上司や先輩が忙しそうで話しかけにくい、聞きたくても聞けない」という声がよくあがります。
内容は様々かと思いますが、一番多いのは「ちょっとした質問」だと思います。
上司や先輩でなくても、それについて回答してくれるなら誰でもいいことも多いです。
また回答するほうも「そんなことくらい自分で調べて」と感じることもあり、まさにこの状況を埋めていくのがチャットボットなのではないかと思います。
チャットだと可視化もされるので、コピペして保存しておけば、その後も十分に活用できますよね。
大企業では当該サービスを導入しているところが増えてきましたが、本当に必要としているのは、人手不足の中小企業だと思います。
中小企業が、コスト的にも機能的にも、気軽に導入できるようなチャットボットサービスが増えていくよう、これからも引き続きウォッチして、このコラムでも共有していこうと思った今日この頃です。