第92回 人に裏切られた時の乗り越え方
2023/01/23
リスナーさんからのどんな質問にもお答えする!
という内容で、毎週ポッドキャスト配信をしています。
つい先日「ぜひ星さんに聞いてみたいことがあります。
人から裏切られたとき、どんな風に立ち直りますか?」という質問が届き、回答しました。
この内容は、組織内でも役に立つかもしれない!と思い、改めてまとめてみました。
①『裏切られた』という言葉を使っている時の心情
②『生きてりゃいろんなことが起こる』そんなときの立ち直り方
この2つの視点からお話しします。
①『裏切られた』という言葉を使っている時の心情
『裏切られた』という言葉を使う人は、心のどこかで「人のせいにする」や「自分で選択していない」などの気持ちがあると思います。
例えば、その『裏切りだと、こちらが感じている行為をした相手』のことを、信じたのは私。
私が信じて相手に期待していただけなのだ、と考えることができれば、そもそも『裏切られた』という言葉にはなりません。
人や状況ではなく、全て自分の判断という考え方をしていると、物事を自分が決めているという『自由さ』があると私は感じています。
けれど、裏切られた・・・などのような『相手のせいにしている』限り、人や状況に自分が左右されて自由さがない、と思うのですが、いかがでしょうか?
さらに私は『裏切られた』という言葉をよく使う人や、いつまでも昔の裏切られた話を話題に出す人から、私はそっと心の距離を置きます。
なぜなら、そういう思考癖のある方は、私のことも裏切られたと感じてしまう日が来る可能性もあるからです。
あ、もちろん、会話の中で何気なく使ったりするのは、全然いいんですよ。
例えば、たまたま昨年、会うたびに「誰かに裏切られた」という話をしたりする人と会ったんです。
仲良くなってみると、少し依存が強かった。
あ、私に依存してきてるな、という危険フラグが立ちました。
こういう方は、依存している分、その期待にこちらが思い通り応えないと「裏切られた」となることが見えたので、依存されないように気をつけました。
もちろん関係自体は良好に保ちつつ、依存されないようにうまく距離を取るようにしました。
あ、これは『自分が裏切られたと逆恨みされないためのコツ』でしたね。
本題とはズレているかもしれません。
ということで『裏切られた』という言葉を使うときは、相手のせいにしている。
自分で選択している意識がない時なのではないか?という話でした。
②『生きてりゃいろんなことが起こる』そんなときの立ち直り方
私もそりゃぁ、理不尽なことたくさん起こります。
嫌な目にあったことも数知れず!です。
良かれと思ってやったことが裏目に出る、という軽いことから・・・
例えば『相手から頼まれたから』精一杯できる限りのことをして、労力も時間もときにはお金も持ち出しでやる・・・
その思いやりの気持ちも、労力にも感謝せずに、ちょっと有名な人が手伝ってくれるからって、さっといなくなったりなど・・・
気持ちも蔑ろにされるし、自分の価値も否定されるようなこと、起こります。
これは一例ですが、色々なことが起こりますよね!生きてりゃ(笑)
特に大きなことにチャレンジしたり、どんどん動いていると、本当にいろんなことが起こるものです!
ちょっと胸がズキンと傷ついたり、もやもやしたり、少し落ち込んだりもします。
いつもそんな時、私は「それをやろうと思って、決めて動いたのは私。」と思います。
もしかしたら、外から見たら「裏切り」と捉えられる現象かも知れない。
でも、いつも自分が決めている、というところに立ち返るように私はしています。
実は、それがいろんな意味で『私のため』だから。
なぜなら、誰かに人生を委ねたくないし、自分の道は自分で作っていきたいからです。
また「自分は気をつけよう、もしかしたら知らないうちに同じことをしてしまっているかも!」と反面教師にもします。
相手が気づかずやっているように、私も気づいていない時にやってるかも!って恐ろしくなるんですよね。
だから見せてくれて感謝なのです。
ということで、
『いつでも、自分が決めている!ということを思い出すようにしている』
これは、例えば・・・
親や環境といった、自分ではどうしようもないことでもそうです。
自分が何かを体験したくて(意識はしていないけれど)選んでいるんだ、と思うようにしています。
そして、実際に『その時々で見ると辛いこと』も、長い目で見ると『全てが自分にとって必要かつ、いい風になるためのプロセス』だと思える時がきます。
これが、私の乗り越え方です。
みなさんの場合はいかがですか?
いろんな考え方や価値観があると思うので「自分だったらこう!」ということがありましたら、ぜひ教えてくださいね!
PS
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