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加倉井 正和

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第107回 「勘違い」と「間違い」

2022/12/27

「勘違い」と「間違い」。
使い方によっては、大変になりそうな言葉ですね。

「勘違い」とは、正しくない認識を正しいと思いこんでしまっている状態
「間違い」とは、本当のこととは違うことや正しくない状態

「勘違い」は、認識している事実に「間違い」が起こっています。
また、正しい事実に気付くまでは、正しくない状態が続きます。
一方、「間違い」は正しい事実に気付けば、直すことが可能です。

「間違い」は誰にでも起きるものであり、認識の「間違い」である「勘違い」も起きている人は意外といるのではないかと思います。

ですが「勘違い」は「間違い」の中では発覚しにくく、長期的に問題を起こす可能性もあるので、様々な「間違い」の中でもかなり厄介で直しにくい「間違い」と言えるでしょう。

少しややこしい感じになっていますが、
大切だと思うことは、「勘違い」を指摘されたら素直に受け止め、できる限り早く正しい状態にすること。
その為には、「間違い」だったことを受け入れることが重要です。

簡単な例だと、、、
「確信犯」の意味を聞くと、多くの人が次のように回答します。
悪いことを知りつつ行動すること

しかし、
政治的・思想的または宗教的信念に基づいて、それが正しい事だと確信して行う犯罪
が正しい意味になります。

言葉は、比較的に間違いがわかりやすく、受け入れやすい事柄だと思いまが、
正しい事実を知る機会がないと、なかなか変わることはないかもしれません。
また、今までの経験などによっては、受け入れることが難しい事柄もあるかもしれません。

もしかして、気づかないところで「勘違い」していることがあるかもしれないですね。