小さな缶に入っている雫型の飴。
一度は口にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
数種類の味が入っていますが、
私が苦手だったのは
白色のはっか味です。
決して、コンピューターやコンピューターネットワークに精通した人のことではありません。(ハッカー)
また、荷物を入れる棚のことでもありません。(ロッカー)
そして、メッシ率いるアルゼンチンが優勝した大会の種目でもありません。(サッカー)
こんなつまらない一連のオヤジギャグ、、、
私の研修でも体験することができます(笑)
話を戻しまして、
はっか味など数種類の味が入っているドロップ缶ですが、
製造している会社は2社あります。
どちらの会社も、前身の会社は同じだということです。
缶が赤色で「サクマ式ドロップス」を製造しているのは「佐久間製菓」。
缶が緑色で「サクマドロップス」を製造しているのは「サクマ製菓」。
佐久間製菓の「サクマ式ドロップス」は、映画「火垂るの墓」にも登場して人気を博しました。
その「佐久間製菓」が2023年1月20日もって廃業すると発表がありました。
理由としては、「新型コロナの影響による販売の落ち込みと、原材料費の高騰が重なり経営が悪化していた」とのことでした。
誰もが知る商品があっても、時代に合った経営をしていくことが難しいことを考えさせられるニュースでした。
もちろん、1つの商品に依存していたわけではなく、他分野への参入など試行錯誤した結果となりました。
そんな廃業のニュースがSNSで拡散され、「サクマ式ドロップス」が高額で販売しているサイトもあります。
一方、スーパーで見つけて「買えなくなる前に購入できた」などの声もあり、皮肉にも話題になっています。
何が「バズる」か、わからない今日。
自社の「強み」をいかに活かしていくか。
一筋縄ではいかない、非常に難しい課題だと再認識しました。