株式会社サティライズ 代表取締役 遠藤 徹様(其の3)
今回の対談は、株式会社サティライズ 代表取締役遠藤 徹様にご協力頂きました。
株式会社サティライズ様は、中部地区を活動の拠点としてサイボウズの導入支援やインフラ構築、その他ITソリューションを提供されております。
今回は株式会社サティライズ、代表取締役の遠藤徹様が描く今後のビジョンについてお話を伺います。
金山:先週はサティライズ創業前のキャリアについてお話を伺いましたが、今後描いている夢やビジョンなどあればお話し頂けますでしょうか。
自社プロダクトを!
やっぱりプロダクトですよね。
今でも伴奏支援などでいくらだよとか出してはいるんですけど、開発をやっているメンバーのモチベーションでいうと、自社製品を作って世に出したいというのがあると思うんです。
今はそういった製品企画や販売企画を少しずつ進めていて、サイボウズのKintoneのプラグインや連携システムなど、小さくチャレンジしていきたいと思ってます。
いきなりシステムをどんと作って売っていくというのは現実的ではないので。
実際SEの稼働率が60%くらいなのですが、残り40%の余白を営業支援や製品企画に充てるようにしています。
金山:なるほど。
自社プロダクトって夢がありますよね。
日々の業務をしながら未来への投資もしっかりとしているのは素晴らしいですね。
社員の働きやすさを追求!
ありがとうございます。
もう一つ取り組みとして、社員が働きやすい環境づくりには力を入れています。
もともとフレックスで働いてもらっていたんですけど、昨年からはコアタイムを廃止しました。
在宅申請や休暇申請も以前はしてもらっていたのですが、ワークフローを見直して、プロジェクトに関わる3人の了承を得ればOKにしています。
本とかものを買う時も3万円未満であれば同じワークフローにしていますね。
また勤務体系を基本在宅勤務として社員全員に一律の在宅手当を支給し、出社した場合には日数分の交通費を支給してます。
会社の仕事をしっかりとしてくれているのであれば副業も問題ありませんし、働く場所に関してもかなり自由なんです。
先日会社の近くに住んでいる社員から、海辺に引っ越しをするという話があったくらいですからね(笑)。
金山:世の中働き方がどんどん変化していますが、中小企業で御社のように取り組んでいる会社は珍しいですね。
会社のビジョンやそれに向けた取り組みなど話を伺うと、社長が大切にしているものが伝わってきますね。
この度は経営者対談へのご協力、ありがとうございました。
これから益々のご発展をお祈り申し上げます。
今週は遠藤様に今後のビジョンについてお話しを伺いました。
次週は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づき、そして人、組織の育成に活かすためのポイントをお届けします。
会社情報
会社名:株式会社サティライズ
本社:愛知県名古屋市東区葵一丁目1番地22号 KT葵ビル 6階
事業内容:
(1) システムインテグレーション&コンサルティング
(調査・提案・企画・設計・導入・運用)
(2) ハードウェア・周辺設備及びソフトウェア構築・販売