こんにちは。社外人事部長の長谷川満です。
人材育成に悩む
中小企業の経営者や人事担当者の方から、
よくこんな声をいただきます。
「うちの会社は、
大企業のように手厚い研修制度は作れないし、
人を育てたくても、
教える余裕がある社員もいないんです。」
確かに、中小企業において人材育成は、
大きな“工夫”が求められます。
理由は主に二つ。
ひとつは、Off-JT(研修)に
かけられる時間や予算が限られていること。
もうひとつは、OJTを
担える育成担当者が少ないこと。
中堅以上の人材も
日々の業務に追われており、
「教える時間がない」
「教え方がわからない」
といった課題を抱えています。
では、どうやって人材を育てていくのか?
答えは、
“小さく始めて、無理なく続けられる仕組みをつくる”
ことです。
例えば、動画研修と
簡単なアウトプットの仕組みを
組み合わせる方法。
15分程度の動画教材を
週に1本見てもらい、
見終わったあとに
「気づき」や「業務で活かせそうなこと」を
1枚のシートにまとめる。
それを上司が3分でコメントし、
部下との1on1で軽く触れる。
これだけでも、
十分に学びと対話の場が生まれます。
また、OJTの属人化を防ぐために、
業務マニュアルやチェックリストを
整備することも効果的です。
育成担当者が変わって
指導の質が保たれますし、
「何をどう教えたらいいのか」
が見えることで、
教える側の心理的負担も減ります。
そして何より大切なのは、
経営者自身が
「人を育てる会社にしたい」という
メッセージを発信し続けることです。
現場が忙しくても、
トップが育成の重要性を語り、
少しずつでも投資していけば、
社内には「育成が当たり前」
という文化が根づいていきます。
中小企業の人材育成は、
確かに簡単ではありません。
でも、だからこそ工夫のしがいがあります。
小さな一歩が、
将来の大きな成長につながることを、
私は多くの現場で見てきました。
「うちでも、できることから始めてみよう」
と思った方は、
ぜひ一度ご相談ください。
社外人事部長として、
貴社の育成の仕組みづくりを全力でサポートします。
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