今回の対談は、HumanConnect株式会社 代表取締役の松下 直輝様にご協力頂きました。
HumanConnect株式会社様は、千葉県千葉市美浜区、そして千葉県市原市を拠点に軽貨物運送事業とWeb制作&デザイン事業を展開されております。
今回はHumanConnect株式会社 代表取締役の松下 直輝様が描く今後のビジョンについてお話を伺います。
金山:先週はヒューマンコネクト創業から現在までのストーリーを伺いましたが、今後描いている夢やビジョンなどあればお話し頂けますでしょうか。
そうですね。
実は会社を大きくしたいとか、お金をもっと稼ぎたいとかっていう気持ちはなくてですね、何かやりたいことがあったら、そのために必要なお金は準備してやっていこうっていう感覚なんです。
なので会社としてこうなろうみたいなのはあまりないんです。
とにかく今を楽しむというのを大切にしています。
今いる社員ともそこは共有できていると思います。
自然と集まったメンバーで、一緒にやりたいことがあればそれを実現していく。
どうやったら自分たちが楽しく働けるか、そればかりを追い求めている感じですね。
金山:今回お話しを伺って、創業前の松下さんと会社をはじめてからの松下さんって別人のように思えるんですけど、何かきっかけがあったんでしょうか。
実は、営業マン時代に出会った方とその方から渡された本がきっかけで勉強をするようになったんです。
それまでは、どんな手を使ってでものし上がろうとしか考えていませんでした。
周囲の人間は全員敵だと思っていましたし。
ただ、当時一緒に働いていた別の部署の方とはじめて二人で飲みに行ったときに、「松下さんの生きる目的って何ですか?」と聞かれたんです。
ほんとに考え方も生き方も僕と180度違う人なんですけど、僕の話しを親身に聞いてくれたんです。
そしてその時紹介してくれた本がありまして、青木仁志さんという方が書いた「勇気の書」という本です。
その本がきっかけで、本って面白いんだって思ったんです。
こんなに学べるんだ、こんなに変われるんだって。それからは色んな本を買いましたね。
営業の本や自己啓発の本、マーケティングの本も読んで勉強するようになりました。
もうあれから10年近くたちますが、今でも僕と一緒にいてくれる方ですし、今は取引先の社長として仕事をさせてもらってますね。
金山:なるほど。
人との出会いによって変わっていったんですね。
なんだか社名の「ヒューマンコネクト」というのが松下さんの人生そのものを表現しているように感じますね。
この度は経営者対談へのご協力、ありがとうございました。これから益々のご発展をお祈り申し上げます。
今週は松下様に今後のビジョンについてお話しを伺いました。
次週は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づき、そして人、組織の育成に活かすためのポイントをお届けします。