連日開催されている夏の甲子園。
コロナウイルスの第7波で感染者が増えている中での大会。
相手との対戦だけに集中できる環境ではなく、
なんとか最後まで無事に選手たちが戦い抜いてくれることを願うばかりです。
この夏の大会に岐阜県代表で出場した県立岐阜商業。
数年前から母校の監督に就任し、チームを作り上げてきた鍛冶舎巧さん。
パナソニックの元専務であり、
枚方ボーイズという中学生の硬式野球チームを強豪に育て上げ、
熊本県の秀岳館高校を率いて甲子園ベスト4まで導いた方です。
140キロを超える力ある球を投げ込む2人の投手と、
チャンスに畳み掛ける攻撃で岐阜大会を勝ち抜き甲子園出場を決めました。
しかし、開幕直前に主力選手に体調不良者が続出。
チーム内での集団感染と認定されました。
鍛冶舎監督は何度も諦めようと考えたそうですが、
チームを支えてきた伊藤主将の姿を見て思い直し、
10人の主力が離脱した中でメンバーを入れ替えて初戦に挑みました。
結果は序盤に失点を重ねたことで1-10で敗退してしまいました。
試合後、鍛冶舎監督はこの日4番を務め3三振に倒れた伊藤主将に、
「キャプテンとしては合格だけど、主力バッターとしては全くの失格。」
と厳しい言葉をかけていました。
ここだけ取り上げるとそこまで言わなくても、と思いますが、
鍛冶舎監督は伊藤主将の先を考えて指導をしたようです。
伊藤主将は鍛冶舎監督について質問された際、
「最高の監督だと思います。」と答えています。
厳しい指導もあったことでしょうが、鍛冶舎監督に、
「思わないことは叶わない。結果はすべて思いなさい。」
という言葉をもらい、それを信じて続けてきたからこそ甲子園にもたどり着けた、
と感謝の言葉を述べていました。
勝負の裏側にある監督と選手の関係性、チームの物語。
3年間積み上げてきたからこそ、
なんの憂いもなく全力でプレーしてもらいたい気持ちでいっぱいです。
〜中小企業の採用・育成のヒント〜
思わないことは叶わない。
より良い会社、組織にする。
仕事のスキルを高めてお客様により貢献したい。
仕事においてもまさにその通りです。
思考は現実化する、とも教わりました。
プラスの結果を思い、実現に向けて突き進んでいきたいですね。