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加倉井 正和

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第78回 ジェネレーションZ

2022/06/07

「Z世代」。
元々はアメリカの世代分類「GenerationZ(ジェネレーション・ゼット)」という言葉から派生して、「Z世代」や「Gen Z(ジェネジー)」とも呼ばれるようになりました。

概ね1990年代半ばから2010年代序盤あたりのどこかで生まれた世代を指しています。
2022年現在で10代前半〜25歳くらいで、世界人口の約3割を占めています。
日本では少子高齢化の影響もあり人口の約14%程度にとどまり、「さとり世代」や「コロナ世代」の一部がZ世代にあたります。

生まれた時にはインターネットが普及していて、主にブログやSNSから本格的なインターネット利用を始めた世代で、今後「消費者」として経済を動かす主役になると考えられています。
また、社会の多様性に対する受容度が他の世代より高く、「消費者」だけでなく、「情報発信者」や「労働者」という側面にも注目されています。

Z世代に限られたことではありませんが、他世代の社員とギャップを感じる事柄はありますでしょうか。

「お辞儀ハンコ」
「写メ」
「メモはスマホ」
「一杯いくか」
などなど

しかし、自分とは違う世代の考え方に対して、理解できないと考えるのは大きな間違いです。
個人が育った世代は別であり、社会は常に変化しています。

日々、新商品や新サービスが創出されているということは、技術もニーズも変化している証であり、それに伴い常識も変化していると考えられます。

特にZ世代では「自分らしさ」を大切にしていると言われています。
自分の価値観との違いを埋める為には、「相手を理解すること」が必要です。

今の若者はおかしい。ではなく、
相手が何を考えてそのような言動をするのかも知る必要があるかもしれませんね。

体験型研修では、自分の行動を振り返り、気づきを得ることができます。
意思疎通に必要なコミュニケーションが自然と必要になります。
他者の考え方などを知るきっかけになります。
多様性を受け入れた、より強いチームへの一歩に繋がります。