飲食店も含めた全業種でこのジョイントベンチャー型経営が進んでいます。
2020年代はまさにこのジョイントベンチャー型経営をうまくできた会社が生き残る時代になるのです。
ジョイントベンチャー型経営とは、販促やアフターフォローなどの専門的な業務を外部の専門業者に委託して、共に創り上げていく経営スタイルです。
これまでは販促においても、アフターサービスにおいても、社内で人を雇い、育てて対応していた飲食店がほとんどでした。
しかし、少子高齢社による若手人材の不足、人不足のまん延や働き方の意識変化に伴い、専門分野で人を雇い、育てる余裕がなくなっています。
仮に育てたとしても、育った時に辞めてしまう可能性があるなど、人を雇って育てるということ自体が、飲食店には余裕がなくなってきています。
アルバイトにおいても、求人倍率は3倍を超える中、やっと雇っても週1回や2回が大半を占めるようになってきています。
その結果、飲食店では年々人を育てるのが難しくなってきています。
雇うだけが雇用ではない
雇い方自体が変わってきている世の中。
大切なことは、少ない人員でもいかに専門性を発揮して、成果につなげていくか?が大切になってきています。
その取り組みの一つがジョイントベンチャー型経営なのです。
外部の業者と手を組んで、一緒にお店を発展させていくこと。
そのためには、ただ業者に任せるのではなく、業者と一緒に成果をあげていくチーム的視点が必要になります。
まずはこの視点を持つことからジョイントベンチャー型経営という、2020年代の新しい企業運営の在り方が始まっていきます。
雇うから手を組んで一緒に作る。
☆今日の質問☆
あなたの組織で外部に委託して一緒につくった方がより効果的な分野は何がありますか?