2020/12/23
企業が、ある程度の規模にきたときに、更に業績を上げていくために、人材育成や理念浸透の仕組み化を行おうと取り組み始めることがあります。
人材育成や理念浸透の仕組み化を行う段階というのは、社員数20~30人の会社が50人を規模を目指した時や社員数50人程度の会社が100人の規模を目指した時などです。
人材育成や理念浸透の仕組み化を行う際、一般的には、外部の専門家や専門会社に依頼して行うことも多いかと思います。
外部の専門家や専門会社に頼ること自体は間違っていないのですが、頼り方を間違うケースがあります。
それは、全て外部の専門家や専門会社に頼り切ることです。
つまり、言われるがままの状態で、何でも受け入れてしまうことです。
よくある間違ってしまうケースとしては、
・大企業でやっている人事施策をそのまま中小企業で取り入れてしまう
・自社での内製化を行わず、外部の専門家や専門会社を使い続ける
・形や制度はできたものの運用で大失敗し、社内に落とし込めない
などです。
それでは、どのように人材育成や理念浸透の仕組み化していけば良いかと言いますと、3段階+0段階のステップを踏むことが大事になります。
【0段階】
理念やビジョン、経営戦略、経営方針などを整備すること
→人材育成や理念浸透の仕組み化する前提として必要
【1段階】(1年目)
外部の専門家や専門会社から徹底的にパクる
→ここをケチってしまうと先に進まない。ただ、自社の身の丈に合った予算を投入する
【2段階】(2年目)
1段階で導入したものを自社に合うか合わないかを検証し、合うもののみ残す
→この段階がとても大事で、労力がかかる。合わないものはバッサリ切り捨てる
【3段階】(3年目)
2段階で合うもののみ残したものを徹底的にやり続ける
→この段階では、外部の専門家や専門会社に頼らなく、自社の内製化ができはじめている
自社の人事施策をどのように導入・展開していくかを考えていきましょう!