まん延防止措置が明けた・・・
まん延防止措置がようやく明けました!
飲食店にとっては、本当に苦しい日々だったと思います。
しかし、明けたからといってすぐに明るい状況が戻ってくるとは限りません。
むしろ、ここから本当の苦しい日々が来る可能性があります。
お客様が戻ってこない
まん延防止措置の間はお客様がお店に来ない代わりに、協力金というお金が支払われることで、少しでも売上を残すことができました。
まん防が明けると、この協力金がなくなります。
その一方でお客様は戻ってくるのか?というと、すぐには100%には回復しない状況が続く可能性が高いとみています。
特に常連様を中心にお客様の戻りが思った以上に遅いと感じる事態がしばらく続く可能性があります。
1か月目は70%くらい、2か月目は85%くらい、順調にいって3か月後に100%戻るかどうかのラインで見ています。
ただし、この数字は集客に対する対策を意図的に行ったお店、または常連様が元々めちゃくちゃ多いお店に当てはまることだとみています。
そうでないお店は、戻らない客数と売上の中、協力金もない状態でなんとか数か月間生き延びないといけません。
この期間を乗り越えることができると、その後も乗り越えることができるとみていますが、ここまでがとても大変な時が続くのだとみています。
原点回帰で新規集客を
この厳しい状況を乗り越えていく上で、最も重要なことは新しいお客様の獲得です。
新しいお客様にお店を発見してもらい、お店にきてもらう数を増やす取り組みを意図的に行っていくことが大切です。
常連様だけに頼っていると、少なくなった客数を補うことはできません。
また何もしなくても、お客様はお店にきてくれません。
特にスマホ時代になってからは、お客様に見つけてもらい、行ってみたい気持ちを育む為には、お店が自ら情報発信で動く必要があります。
新しいお客様の獲得に向けて、どれだけ粘り強く活動し続けることができるか?
そこに今後数か月間を生き抜くカギがあります。
☆今日の質問☆
今新規集客に向けてどんな取り組みをしていますか?
では具体的にどんな活動が効果的なのか?
次回はその取り組みについてみていきましょう。
参考:
元ワタミ代表桑原豊社長が話す2022年はこうなる!
前編