先日、「ソニーグループ」が電気自動車(EV)分野への本格参入を表明しましたが、2年前に試作車を公開しつつも慎重な姿勢をとっていたソニーが、この決断に至った背景には、脱炭素の流れに加え、自動運転の普及などで、車が「デジタル技術で勝負」する時代へと変わってきたことがあるようです。
テレビやデジカメ、ゲーム機器やスマホなど様々な製品に独自の技術を活かしてきたソニーですから、とても楽しみですね。
そんなソニーグループの関連会社「ソニーAI」がプレステの人気自動車ゲーム「グランツーリスモ」で、「eスポーツ界」における世界チャンピオンクラス4名のトッププレイヤーと、自社開発のAIドライバー「GTソフィー」とで対戦をし、すべてに勝利したことが話題にあがっています。
人間の脳の神経回路を模した仕組みをディープラーニングさせることで、効率的な走行や競争相手を追い抜く際の駆け引き、衝突回避などの技術を習得したAIドライバーは、eスポーツプレイヤーの技術向上につながるコーチ的な役割を期待されているようですが、その知見は、EVにも活用されることが予測されています。
チェス、囲碁、将棋の世界でも人間のチャンピオンを凌駕する結果を出してきたAI技術が、実社会における完全自動運転化へ貢献する未来、ワクワクしますね!