第56回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~
2022/01/09
株式会社グランドアール 株式会社ブルーコーナー 嶋田 亮 社長(其の4)
今回の対談は、株式会社グランドアール、株式会社ブルーコーナーの2社を経営される嶋田 亮様にご協力頂きました。
株式会社グランドアールでは、船橋市を中心に不動産事業と障害福祉事業を展開されております。
また、株式会社ブルーコーナーでは、研修事業を展開されております。
今週は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づき、そして人、組織の育成に活かすためのポイントをお届けします。
今回の対談の中で、私が一番印象に残ったのは2012年の転機のお話しです。
寝ない食べないで3日間過ごすと人間っておかしくなるものなんですね。
きっと奥様のおにぎりが運命を変えた天からの贈り物だったと思います。
私は人生でそのような体験をしたことがないので、嶋田様のご経験から学ばせて頂きました。
何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない
まず最初に取り上げたいのが、体験の重要性についてです。
アルバート・アインシュタインの有名な言葉に、「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」という言葉があります。
座学のように頭で学ぶことって重要ですが、体験で学ぶものの方が割合は多いようです。
※おおよそ7割は体験から学ぶそうです。
なぜこの話を取り上げたかというと、嶋田様のお話しにあった青年会議所での成功体験が大きな意味を持つと思ったからです。
富士登山に子供たちを連れていく大きなプロジェクトを任され、このプロジェクトと本気で向き合った体験。
本気で力を出したプロジェクトだったからこそ、その時の体験が糧となり逆境を乗り越えることができたのではと思います。
自己効力感を生み出す基礎となる自身の成功体験
人間の内発的動機付けの高まりは、「自己効力感」の高まりに影響されるそうです。
「自己効力感」とは、自分はその行動をやれると認知することだそうです。
これを生み出す基礎となるのが、自身の成功体験になるそうです。
※心理学者アルバート・バンデューラ氏が提唱した「自己効力感(セルフエフィカシー)」
「自己効力感」を生み出す基礎
・自身の成功体験
・誰かの成功を目にすること
・自分の能力を説明されること
・他社から励まされること
・成功経験を想像すること
体験から得た教訓「みんなが笑顔に」
そんな成功体験が支えとなって乗り越えた先にあったものは、「みんなが笑顔に」という忘れられない教訓だったと思います。
人生最大のターニングポイントで得た教訓。
だからこそ、「みんなが笑顔に」という理念を大切に新たなチャレンジをされているのではないでしょうか。
最後に記事では紹介しておりませんでしたが、ブルーコーナーという社名の由来。
パラオにあるダイビングスポットのブルーコーナーから名付けたそうです。
偶然知ったもう一つの意味は、チャレンジャー(青コーナー)としてチャレンジし続ける。
「みんなが笑顔に」を実現するためにSDGsに取り組まれている嶋田様のチャレンジを応援していきたいと思った対談でした。
今週は嶋田 亮様との対談から得た学びと気づき、そして人、組織の育成に活かすためのポイントをお届けしました。
ご協力いただきました嶋田 亮様には感謝申し上げます。
これからの益々のご発展をお祈り申し上げます。
会社情報
会社名:株式会社グランドアール
本社:千葉県船橋市金杉7丁目25番16号
事業内容:・不動産事業
・障害福祉事業
会社名:株式会社ブルーコーナー
本社:千葉県船橋市三咲4丁目14番43号
事業内容:・研修事業
・サスティナブルアカデミーの運営