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金山 正明

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第55回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~

2022/01/02

株式会社グランドアール 株式会社ブルーコーナー 嶋田 亮 社長(其の3)

今回の対談は、株式会社グランドアール、株式会社ブルーコーナーの2社を経営される嶋田 亮様にご協力頂きました。
株式会社グランドアールでは、船橋市を中心に不動産事業と障害福祉事業を展開されております。
また、株式会社ブルーコーナーでは、研修事業を展開されております。
今回は嶋田 亮様の今後のビジョンについてお話を伺います。

金山:先週までは、創業から現在に至るまでのストーリーをお伺いしましたが、今週は今後のビジョンについてお話しを聞かせて頂けますでしょうか。

みんなが楽しく稼げるチームを作る

そうですね、これからもっともっとみんなが一緒に楽しく稼げるチームを作りたいと思っています。
サスティナブルアカデミーの方々は、みんなやりたくてやってくれているんですね。
特に費用がどうとかを気にしていなくて、お互いに共感しあって物事を進めているんです。
ただそれをその人の想いだけじゃなくて、稼げる仕組みにしていきたいなと思っています。
みんなが楽しくしている組織ってなんだか寄ってくるんですよ。

最近ですと、イオングループともご縁がありまして、イベントスペースでSDGsのイベントをやったり、サスアカのメンバーにダイドードリンコの人がいるのですが、イオンとサスアカ、ダイドードリンコとさらにJICAも一緒にパートナーシップを結んでイベントをやったりしています。
このようにSDGsをやって想いに共感してくれる人たちが増えているので、サスティナブルアカデミーを通じてみんなが稼ぎだせる、そんな集団にしていきたいですね。

金山:そうですよね。
せっかく良いことをやっていて、共感する人たちも沢山集まってきているので、そのパワーがそのまま稼ぐにつながると活動としてもっともっと広がっていきそうです。

溶接を辞めた配管屋さん

一つビジネスで面白い事例があるので紹介しますね。
ビジネスで地球を良くするという活動をしている配管メーカーさんがあります。
配管ってもともとは溶接なんですね。現場で職人が火花を飛ばして施工するんです。
それをなくそうと、フランジと言って配管同士をボルトで接続する方法をとっていたのですが、それがとっても重いんですね。特殊な技術も必要ですし。
ただ、そういうのを全部やめようって言って、誰でもができる配管同士をガチャンとはめてバンドでグルリンと巻くだけの「タスカルジョイント」というものにしたそうです。
それをやったことで軽くなるし、今までの1/10くらいのスピードで施工できるようになったそうなんです。
価格は通常の3倍くらいするそうなんですが、人件費がいらなくなるんですよね。
そうしたら大手の建設会社からは、そちらの方が多く受注するようになったそうなんです。
みんなが現場で苦労しないように、そしてSDGsを達成していくようにと考えていった結果、今では「溶接を辞めた配管屋さん」と親しまれているんです。

金山:実際のビジネスでそういった事例をお聴きすると、SDGsがとても身近に感じますね。
SDGsの達成に向けてサスティナブルアカデミーさんの今後の活動に注目したいです。
これから益々のご発展をお祈り申し上げます。 

今週は嶋田 亮様に今後のビジョンについてお話しを伺いました。
次週は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づき、そして人、組織の育成に活かすためのポイントをお届けします。

会社情報

会社名:株式会社グランドアール
本社:千葉県船橋市金杉7丁目25番16号
HP:https://www.grandr.jp/
事業内容:・不動産事業
     ・障害福祉事業

会社名:株式会社ブルーコーナー
本社:千葉県船橋市三咲4丁目14番43号
サスティナブルアカデミー:https://susaca.com/
事業内容:・研修事業
     ・サスティナブルアカデミーの運営