HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

岩田 慎太郎

ホーム > 岩田 慎太郎 > 記事一覧 > 第3回 「ドミニオン」から、チームビルディングを学ぼう!

第3回 「ドミニオン」から、チームビルディングを学ぼう!

2021/12/20

今回ご紹介するゲームは、「ドミニオン」です。
2009年のドイツ年間ゲーム大賞受賞他、数々の賞を受賞しています。
カタンと共に世界三大ボードゲームの一角をなす、こちらも大人気ゲームです。

「ドミニオン」は、数あるドイツゲームの中でも珍しい「デッキビルディング」というジャンルのゲームです。
「デッキビルディング」というのは、自分に割り当てられた初期のカードの束(デッキ)を使い、場に並べられた数種類のカード(サプライカード)を購入しながら、毎ターン自分のデッキを強化していくというタイプのゲームです。
「遊戯王」や、「マジック・ザ・ギャザリング」、「ポケカ」などいったカードゲームに似ています。
自分自身の最強デッキを作って対戦していく様はどちらかと言うと、男性の方に人気のジャンルです。

さて、これをビジネスのチームビルディングと置き換えて考えてみましょう。
最初に割り当てられたデッキ(チーム)は、正直あまり効果をなさない弱小チームです。
しかし、その弱小チームの中に、どのような人材を入れていくか?を毎ターン考えます。
自分のデッキ回転を良くするためのカード(人材)が良いか?
それとも次のターンにより優秀なカード(人材)を確保するためにお金を生み出す者が良いか?
自分のデッキ(チーム)にどんなカード(人材)を入れていくかは、そのプレイヤーの裁量です。
時には、もともとある弱小カードを自分のデッキから外し、リストラするという決断も必要かもしれません。
優秀なカードではあるが同時に手札に来てしまうとどちらかしか使用できないという場合もあります。
その時は、このターンどちらのカードを優先的に使うかそのプレイヤーのマネジメント力が問われるでしょう。
普段働いてくれないカードが、あるカードと組み合わせる事によって途端に働き始め強くなることもあります。

いかがでしょうか??
現実のチームビルディングでも、自分がどのようにチーム編成をし、マネジメントするかによってビジネスは変わります。

私もドミニオンが好きで、よくプレイするのですが、自分の思った最高のチームができて勝利した時はとてもエキサイティングで面白いです。
実はあの「ひろゆき」さんも、「一番好きなボードゲームは?」の質問に「ドミニオン」と答えているくらいです。

皆様も是非この機会に「ドミニオン」をお試し下さいませ!