株式会社グランドアール 株式会社ブルーコーナー 嶋田 亮 社長(其の1)
今回の対談は、株式会社グランドアール、株式会社ブルーコーナーの2社を経営される嶋田 亮様にご協力頂きました。
株式会社グランドアールでは、船橋市を中心に不動産事業と障害福祉事業を展開されております。
また、株式会社ブルーコーナーでは、研修事業を展開されております。
今回は会社紹介と共に、創業ストーリーをお届けいたします。
金山: 会社を2社経営されているとの事ですが、それぞれどのような事業を行っているのでしょうか。
会社紹介とともに現在の事業について聞かせください。
会社経営をスタートしたのが2005年でして、株式会社グランドアールという会社を千葉県船橋市に不動産業を営む会社として設立しました。
宅地造成というのですが、畑とか山とかを地主さんから譲っていただいて住宅地に変えていくという仕事をメインにやってきました。
会社は父親と二人でやっているんですが、沢山の方々にサポートを頂きながら、約15年で船橋、千葉、市原、市川など、千葉県内で300棟ちょっとくらいの宅地造成をさせて頂きました。
町っていうわけじゃないですけど、地域づくりというのがすごく好きでやらせてもらっています。
株式会社グランドアールは不動産業の他にも障害福祉事業という事業を展開しておりまして、障害を持った小学生から大人の方まで利用してもらう施設、放課後等デイサービスと日中一時支援というものをやっています。
2019年には、新会社として株式会社ブルーコーナーを設立しまして、研修事業というのをやり始めました。
研修事業のメインは、サスティナブルアカデミーというのを運営しておりまして、全国に130人くらいの仲間と共に、企業のお困りごと解決屋集団として活動しております。
具体的には、企業や行政、学校にSDGsを使いながらみんなで楽しくSDGsを感じられるような活動をしております。
金山:宅地造成、障害福祉事業に研修事業とそれぞれユニークな事業展開をされているんですね。
とても興味がありますが、創業当初は不動産業としてスタートされたとの事ですが、もともと不動産業界でキャリアを積んでこられたのでしょうか。
キャリアのスタートは携帯の光るアンテナ
以前大学では建築学科だったんですけど、模型を作ったりするのが好きだったんです。
でも、当時はエネルギッシュになんでもやりたいと思っていまして、知り合いの社長さんに相談をしたところ、若い人の力が必要だからと声をかけてくださったんです。
そこでは営業企画の仕事をやらせてもらったのですが、携帯電話の光るアンテナを韓国で製造して日本のイエローハットさんや100満ボルトさんに卸したりしました。
その他にも携帯電話をシーガレットから充電する機械を作ったり、ICボイスレコーダーをオリジナルで作って販売したりしました。
ただ、会社経営が思わしくなくなってしまい、会社都合によって話し合って次の道を進むことにしたんです。
実家の庭づくりがきっかけで建設会社に
職安とかに通いながら仕事を探しましたね。
その当時実家を立て直すことになったのですが、父親と一緒にユンボとかユニックを使って日本庭園みたいな庭を作ったんです。
これは面白いなと思って現場監督の仕事を探し始めたんです。
現場監督で応募した先に言ったのですが、ちょうど二人雇ってしまったようでして、なんでも良いので働かせてもらえないかと言ったところ営業職で入れて頂いたんです。
営業やりながら現場もやったりしたのですが、その会社が民事再生になってしまいまして、そちらも円満に退職しました。
ちょうどその頃父親が不動産の仕事をしている中で、船橋の畑が多かったところが住宅ができるような条例に変わったと話があったんです。
そこで自分たちで会社を作ろうという話しになりまして、株式会社グランドアールを設立することになったんです。
金山:創業までは別の業界でキャリアを積んでこられたんですね。
2005年の会社設立から長年不動産業を営んでらっしゃいますが、2019年には別会社で研修事業もスタートされてるんですよね。
来週は創業から現在にいたるまでのストーリーとターニングポイントを聞かせてください。
今週は会社紹介と共に嶋田亮様の創業のストーリーをお届けしました。
次週もお楽しみください。