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豊岡 厚惠

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第11回 実践が継続できる秘訣 三日坊主にならない方法 その1

2021/09/08

今回は三日坊主にならない方法、実践が継続できる秘訣をお話して参ります。

やらされ感があると、やはり継続するのは難しいですよね。
上司からの命令で、
会社が勝手に決めたから
ということなら、やはり、言われたから仕方なく、やらなければならないからする、
ということになり、一度はするけど、継続するのはやはり難しいかもしれません。

そうなんです!やらせようとすると、続かない。
だからこそ、自らやろう!という気にさせてあげることが大切だということでした。

そこで、三日坊主にならない方法、

①実践しやすい環境づくり
②率先垂範
③誉認励(よにんれい)の法則
④関係性を高める

です。

1つずつご説明させていただきます。

「実践しやすい環境」、と言うのは 
実践しようとしている社員スタッフに“応える”ということです。
 
どういうことかと言いますと、

例えば、
これまでとは違って、
『元気な声で気持ちの良い挨拶をしてくれた』とすると、
それに「応える」ということです。

相手がヤル気になっているのに、経営者や上司が、
相手も見ないでいつもと変わらない返し方をしていると、実践した本人は孤立感を味わい、モチベーションが下がるのです。

しかし、
経営者や上司が、おぉ!がんばってるな!と言わんばかりに同じようにさわやかな笑顔で「おはよう!」と返してあげることで
見てくれている、わかってくれている、ということが伝わり、
またやろう!と思えて、一つ一つ積み重ねていけるのです。

要するに、社内全体で実践している。
経営者や上司も参加している、常に関わっているという姿勢を見せていくということです。

2つ目の
「率先垂範」は上司自らやる、ということです。
部下だけ社員スタッフだけがやればよいのではなく、上司自ら、実践していくという意識を持つことが重要です。

小学生が学校で習ったことを家でした時、お父さんお母さんが興味も示さずしていないと、子供はしなくなるのです。
それと同じです。

ここで注意が必要です。

上司であるあなたがやっているのにも関わらず、部下がやっていないという時、
「何故やらないのか」
「しっかりやるように」
などと、決して言ってはいけません。
その時点で、自らのやろうと思う気持ちが、やらされ感に変わるのです。

人それぞれのタイミングがあります。
直ぐする人もいれば、様子を見ながらする人もいます。
やろうと思っていたのに言われた、と言う場合もあるのです。

それは相手を信じ、任せることです。

それに、2:6:2の法則でもあるように
やっていない社員がいても、2割の人がやりだすことによって、遅れても引っ張られてやっていくようになるのです。

ここは、口出ししたくなっても、
グッと我慢!
辛抱が必要です。

そして3つ目の誉認励(よにんれい)の法則
誉認励の法則ってなんだ?

次回はこの誉認励の法則からご説明させていただきますね。