57年前の今日。
1969年10月5日。
長谷川町子氏の漫画原作をアニメ化した「サザエさん」がフジテレビ系列で放送を開始しました。
原作は4コマ漫画ですが、アニメ版は1話10分弱の単話完結ストーリーとなりました。
その時々の時代背景を捉え、家庭の日常で生じる感情や状況を代弁する内容が人気を博し、国民的長寿アニメとして今でも放送されています。
しかし近年は、作品の世界観やキャラクターの人間関係を大きく変えるものは原則出さないという方針から、1980年代以降に普及した現象や事象はあまり描写されないので、「昭和の世界観」とみなされることもあります。
そんな「サザエさん」ですが、何年経っても変わらないものがあります。
それは、登場人物が歳をとらず年齢が変わらないという設定。
通称「サザエさん時空」といわれています。
「サザエさん」のほかにも、「ドラえもん」、「ちびまる子ちゃん」「クレヨンしんちゃん」などの長寿アニメ(漫画)でよく見られます。
なぜ人気があるのかというと、
・変わらない安心感
何年経ってもキャラクターが歳をとらず、おなじみの人間関係や光景が繰り返されることで、実家にいるような安定感を与えます。
・途中参加のしやすさ
過去の複雑なストーリーや人間関係の蓄積を気にする必要がなく、いつどの話を見ても一話完結で楽しめます。
・普遍的な日常の描写
家族の温もりや近所付き合いなど、時代を超えて共感できる日常のワンシーンが丁寧に描かれています。
・マンネリの回避と新鮮さ
同じ設定でありながら季節の行事やその時々のエピソードが循環するため、飽きずに長く親しまれ続けます。
などが挙げられます。
日々変化が進み、新しいものが次々に登場していく今日。
「変わらないこと」にも価値観があるものがあります。
「ずっと変わってない」から、学びを得られることがあるかもしれませんね。
たまには、探してみてはいかがでしょうか?