先週に引き続き、株式会社ワングロース 代表取締役社長の宮田 慶様にご協力頂きました。今週は宮田様が描く今後の展望、ビジョンについてお話を伺います。
金山:今期で17期目と伺っておりますが、宮田様が描くこれからのビジョン、展望についてお話し頂けますでしょうか。
今やっている研修のノウハウを世界へ
今やっている研修のノウハウを世界に発信したいとは思っていますね。ちゃんと科学的な裏付けはありますけど、端的にいうと理屈抜きで仲良くなれるという研修でもありますので。人間それぞれ個性があるので違って当たり前なんですが、ちゃんと人間関係を構築して良くなれるんですよね。世界を見渡してみると、いまだに喧嘩ばかりしてますよね。戦争もありますし犯罪も絶えませんし。世界中の人がこの研修を受けてくれれば世界は平和になるのになと思いながら仕事をしていますね。
金山:なるほど。良いものはどんどん世界へ発信していきたいですよね。この先もずっとこの研修一本でとお考えなんですか?
ライフワークと救済活動
今の仕事はライフワークだと思っていますので、体の続く限りやろうと思っています。70歳、80歳になってセミリタイアした後は、ハードな動きはできないと思いますが、研修は続けていこうと思っています。一方で、この仕事は拡大が簡単じゃないんですね。多分これから10年くらいかけて弟子のような存在を育てることになると思っています。
それとは別に、今新規事業を立ち上げる準備もしています。それはなぜかというと、経世済民と言いますが、経済活動って救済活動だと思うんですよね。お客さんの会社を見ていてよくわかるのが、社長が赤の他人を食べさせているんですよね。そういうお客様企業の社長を見ていると立派だなと思いますね。そういった点で今の仕事(野外研修)だと拡大は簡単ではないので、他の事業で救済活動しようかなと思っているところです。まだまだ準備段階なのですが、自然環境や人の健康といったテーマで役に立てたらと思っています。
金山:自然環境や人の健康って特に現代社会に必要なことですもんね。以前少し伺いましたが、他にはボランティア的に子供たちの育成にも取り組んでらっしゃるんですよね。
そうですね。先日保育園の年長さん24人を対象に沢登り研修をやりました。軽くアクティビティをやった後に沢登りやってBBQ食べて温泉に入るという一日なんですが、そういう機会は意義のある事なのでこれからもやっていきたいと思っています。他にも家族向けにやってほしいという依頼があったり、大学生を巻き込みたいという話も頂いたりします。大学生のうちから社会で通用する研修ができれば意義のあることですしね。
金山:本当に野外での研修活動を通じた人材育成がライフワークなんですね。色々とお話を聞かせて頂きありがとうございました。これからますますのご発展をお祈り申し上げます。
今週は宮田様が描く今後の展望、ビジョンについてお話を伺いました。次週は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づき、そして人、組織の育成に活かすためのポイントをお届けします。