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加倉井 正和

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第231回 混在

2025/05/13

今日5月13日は「カクテルの日」。

1806年5月6日アメリカ週間新聞「The Balance, and Columbian Repository」でカクテルという言葉が用いられました。
読者からは、「カクテルとは?」との問い合わせがありました。
この問い合わせに対し、翌週の5月13日に「カクテルとは、蒸留酒に砂糖、水、ビターを加えて作る刺激的な酒である」と定義した記事が掲載されました。
この出来事から、世界的に5月13日が『カクテルの日』となりました。

日本では、2011年5月13日に下記4団体により制定されました。
・日本ホテルバーメンズ協会(HBA)
・日本バーテンダー協会(NBA)
・プロフェッショナル・バーテンダーズ機構(PBO)
・全日本フレア・バーテンダーズ協会(ANFA)

カクテルとは、簡単に言えば「混合酒」です。
「酒」に「その他の酒」もしくは「その他の副材料」を入れたものです。

作り方(技法)として、
○シェイク(shake)
・シェイカーに氷と共に材料を入れ、シェイカーを振ることにより材料を混ぜる技法。

○ステア(stir)
・混ざりやすい幾つかの材料を、氷を入れたミキシング・グラスに注ぎ、バー・スプーンなどで手早くかき混ぜる技法。

○ビルド(build)
・直接グラスに氷や酒類などの材料を注いで作る技法。

○ブレンド(blend)
・ブレンダーを使い、材料とクラッシュド・アイスを細かく混ぜる技法。

○フロート(float)
・比重の違う液体を混ざらないように静かに注ぎ、重ねる技法。

○リンス
・グラスやシェイカーにビターズやコアントローなどを入れて回すことで内側を濡らすようにし、余分な液は捨てる技法。

などがあります。

ただお酒を混合するのではなく、
様々な技法を駆使して創ることで、
無数の味が生まれます。

ビジネスでもチームは、カクテルかもしれませんね。
色々なお酒(人)が混ざり合い、
混ぜ方(関わり方)次第で
無数の味(チーム力)が生まれる。

たまには、カクテルを飲みながら、チーム力について考えてみるのも良いですね。
私は、ただ飲みたいだけですが・・・