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高松 秀樹

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第230回:東京を走らせる力

2025/05/10

連休明けに「メトロ」に乗って新橋に出向いてみましたが、「少しの変化」を感じたのです。

その正体は、乗務員の身だしなみ。「スニーカー」を履いている乗務員の存在に気づいたのでした。

実は、「東京メトロ」は「25年5月」から、地下鉄駅で制服勤務する社員や乗務員の身だしなみの「ルール緩和」をしていたのです。

これまで「革靴やローファー」と決められていた足元は、暗い色なら「スニーカー」も認められ、髪色は「明るい色」まで染めることも認められるようになったのです。

加えて、男女別の基準も「撤廃」され、性別に関係なく「ピアスやイヤリング」などを身につけることも可能になり、原則として着用していたネクタイは「任意」に変更。

結婚指輪を除く「装飾品着用は不可」でしたが、業務に支障のない範囲であれば「シンプルなもの1点の着用」が認められたとのこと。

時代変化による社会変容、多様性尊重、採用促進、定着率向上などが背景にはあるのでしょうが、今後は「お堅い企業」であっても「働く自由度」を高める施策が広がっていくのでしょうね。