HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

金山 正明

ホーム > 金山 正明 > 記事一覧 > 第29回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~

第29回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~

2021/06/27

Bish株式会社 代表取締役 齋藤 吉秀様(其の1)

今回の対談は、Bish株式会社 代表取締役 齋藤 吉秀様にご協力頂きました。
Bish株式会社様は、M&Aマッチングサイト(ビジネス売買プラットフォーム)「Bish」の運営とハンズオンで支援するM&Aのアドバイザー業務を展開されております。
今回は現在の会社紹介と共に、創業に至るまでのストーリーをお届けいたします。

金山:さっそくですが、現在株式会社Bishが展開されている事業について教えて頂けますでしょうか。

現在の主な事業としましては、M&Aマッチングサイトの運営とハンズオンで支援するM&Aのアドバイザー業務を行っております。
M&Aって広く言えば業務提携というところになってくるんですけども、第三者割当増資を行う際にアドバイザーとして入って事業計画をつくったりするところから支援をしております。
我々としましては、M&Aを軸に財務のサポートをしていくというところがミッションになります。

金山:M&Aをサポートされている会社さんは他にもあると思うのですが、Bish様の特徴を教えて頂けますでしょうか。

我々の特徴としましては、特に売却側に寄り添うアドバイザーで、売却側の事業計画を整理してきちんとバリューを高めたうえで売却をするお手伝いをしております。
もちろん買い手側に立った時も同じなのですが、私が企画畑に長くいましたので、事業計画や事業企画といったところを得意としてしております。

金山:依頼者様に寄り添い事業計画や事業企画を整理するところがBish様の特徴と強みということですね!
齋藤様はいつ頃からM&Aに携わるお仕事をされていたのでしょうか。

新卒で入社した会社がSBIホールディングスだったのですが、英語を話せる人が製薬会社に欲しいとの事で、子会社の製薬部門に配属されたんです。
そこが功を奏したと言いますか、たまたまM&Aをやっておりまして、そこに若手ながらビジネス側のメンバーとして入れて頂いて、30億、50億といった案件に携わらせて頂いたのがM&Aとの出会いですね。

買収後の統合作業のためドイツに一人出向!

そんな仕事をする中で買ったドイツの会社があったのですが、現地開拓役として私に白羽の矢が立ちまして、一人出向することになったんです。
この時がいわゆるPMIと呼ばれる買収後の統合作業だったのですが、日本側の管理部門のメンバーを中心に日本側との調整を行ったり、ドイツの法人では各メンバーと細かくすり合わせをしながら調整をしたり、良い経験をさせて頂きました。

日本に戻ってからはSBI証券に配属されまして、経営企画部だったのですが、ここが便利屋さんだったんですね。
組織再編とかもM&Aかじってるからできるだろと仕事を振られたりしまして、子会社を作って全体的にスリム化を図るようなグループの組織再編をやってきました。

その後また別の子会社が立ち上がりまして、これがSBIが進めている地方創生の中心にある会社なんですけど、地銀さんとのリレーションをつくっていく必要がありました。
そこで私が企画していた地銀さん向けのアプリのプロジェクトがあったのですが、結構大きなものでして、それが計画途中で頓挫したんです。

結局これがきっかけで転職することになりました。
転職先はLINE株式会社でした。
当時AIブームだったということもあり、私も知見を深めたいとの想いから、AIを活用した法人向けサービスの立ち上げに関わることになりました。

こちらでは事業企画を主に担当しまして、1年ほどして事業の立ち上げも落ち着いたので退職をして独立することにしたんです。

金山:なるほど。キャリアの中心となったのがM&Aだったんですね。
そしてM&Aをメインテーマとして起業されたんですね。

次週は今までのご経験から事例を踏まえたM&Aの組織統合についてお話し聞かせてください。

会社情報

会社名:Bish株式会社
本社:東京都新宿区若松町8番8
コーポレートサイト:https://bishgroup.net/corporate/
事業内容:・M&Aマッチングサイト(ビジネス売買プラットフォーム)「Bish」運営
・M&A仲介・アドバイザー業務
・起業・スタートアップ支援業務
・コンサルティング