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長谷川 満

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第215回 仕組みを創る人なのか、仕組みの中で仕事する人なのか

2025/01/22

あなたは今、
自分の仕事をどのように捉えていますか?


与えられた環境やルールの中で
働いていると感じるでしょうか。


それとも、仕事を効率化したり、
新しい仕組みを生み出す側にいると
感じるでしょうか。


この違いは、
職場での存在感や成長スピードだけでなく、
人生そのものの充実度にも大きな影響を与える要素です。


【仕組みを創る人と仕組みの中で仕事する人の違い】

どちらが優れている、
劣っているという話ではありません。


しかし、両者には明確な違いがあります。


1. 仕組みの中で仕事する人

このタイプの人は、
与えられた環境やルールの中で
効率的に働くことが得意です。

指示されたタスクを正確にこなしたり、
決められた手順をしっかり守ったりする姿勢は、
多くの現場で必要とされています。

ただし、仕組みが変化したときや
新たな課題が発生したときに、
柔軟に対応する力が弱くなることもあります。


2. 仕組みを創る人

一方、仕組みを創る人は、
「どうすればもっと良くなるか」を常に考えます。

現状に満足せず、問題点を見つけ、
それを解決するための方法を考え、
実行します。

このタイプの人は、
新しい価値や効率化を生み出すことができ、
組織に大きな貢献をもたらします。

ただし、日々のルーチンワークには
少し退屈を感じることがあるかもしれません。


【自分を「仕組みを創る側」にシフトするには】

仕組みを創る人になるには、
特別な才能が必要だと思われがちですが、
実は日々の意識と行動を少し変えるだけで
誰でもその一歩を踏み出せます。


以下の3つのステップがその鍵です。

1. 問題を見つける視点を持つ

「なぜこの作業をしているのか?」
と問いかける習慣をつけましょう。

作業の目的を理解し、
効率が悪い部分や改善できるポイントを探すことで、
新しい仕組みを生み出す第一歩が見えてきます。


2. 小さな改善から始める

いきなり大きな仕組みを変える必要はありません。

日々の業務の中で、
「この作業を少し早くする方法はないか」
「この手順を簡略化できないか」と考え、
小さな改善を重ねていくことが重要です。


3. 周囲を巻き込む

仕組みを創るには、
一人の力だけでは限界があります。

自分のアイデアを周囲に共有し、
共感を得ることで、
より大きな変化を生み出すことができます。

小さな提案を通じて、
周囲と協力しながら仕組みを改善していきましょう。


【組織に必要なのは「仕組みを創る人」】

現代のビジネス環境は変化が激しく、
過去の成功体験や既存のルールだけでは
乗り越えられない課題が次々と現れます。


その中で生き残る組織には、
「仕組みを創る人」が欠かせません。


ただし、すべての人が仕組みを創る役割を
担う必要はありません。


仕組みを創る人と、
それを活かして仕事をする人が
バランスよく存在することで、
組織全体が成長していきます。


◆最後に

あなたは「仕組みを創る人」でしょうか?


それとも「仕組みの中で仕事をする人」でしょうか?


どちらも重要な役割ですが、
今より少しでも仕組みを
創る側に回る意識を持つことで、
自分自身の成長や職場での存在感が変わります。


明日からの仕事を、
「どうすればもっと良くなるか?」と
考える一歩を踏み出してみませんか?


その一歩が、新しい仕組みを生み出し、
あなた自身と周囲に新たな価値を
もたらす始まりになるはずです。



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