HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

伊藤 洋

ホーム > 伊藤 洋 > 記事一覧 > 第9回 止めないラスボス倒し

第9回 止めないラスボス倒し

2021/06/14

突然ですが、あなたが今やっているそれってあなたがやりたいことですか?

組織行動論のタル・ベン・シャハー博士によると「幸福を感じる時」は
いま、行っていることが自分にとって楽しい(という現在の利益)、と未来の意義(未来の利益)を感じてる時だそうです。

例えば、子供たち(大人たちも)がゲームをやっていて、何度挑戦してもどうしてもラスボスを倒せない。
何時間やっても倒せない。

これって、とても辛いことですよね?
でも彼らは絶対に止めない。
どうしてか?
それは、「楽しい」からです。
ラスボスを倒したら次のステージに行けるからです。
ラスボスにうちのめされて落ち込んでも、また戦い続けることにどこか「楽しさ」を感じていて、倒せたら未知なる次のステージで遊べる「意義」を知らず知らずのうちに感じているからです。

話を戻しますが、あなたは今やっていることは楽しいですか?
もしかして朝起きたばかりで、歯を磨いているかもしれません。
通勤の電車の中かもしれませんし、会議の資料を作っている最中かもしれません。

自分が望む・望まないに拘らずやらなければいけないことかもしれません。
上司から指示されて仕方なくやっていることかもしれません。

仕事に幸福感を吹き込むのは、あなた自身ではないと僕は思います。

皆さんの上司の方のやるべき仕事だと僕は思います。

これを読んでいる方が経営者であれば、皆さんの会社で働く仲間たちの仕事に「幸福」という価値を吹き込むのは、あなた方の大切な仕事だと思います。

スタッフにやってもらう仕事に、そのスタッフが「楽しい」と思われるような「今の価値」と
そのスタッフが今やっていること「意義」を感じてもらえる「未来の価値」を与えみてください。

きっと、ラスボスを倒して、次のステージへワクワクしながらレベルアップしていきます。