株式会社Lab K9 代表取締役社長 木村 翼様(其の2)
今回の対談は、株式会社Lab K9 代表取締役社長 木村 翼様にご協力頂きました。
株式会社Lab K9様は、デジタルテクノロジーと経営マネジメントのかけ合わせで、はたらく人の幸福度をあげるという目的を掲げ、企業変革コンサルティング、システム開発、デジタル活用支援を展開されています。
今回は株式会社Lab K9 木村 翼様様のキャリアについてお話しを伺います。
金山:先週は現在の事業についてお話しを伺いましたが、木村様のキャリアについてお話しを聞かせて頂けますでしょうか。
大手企業で培った経験と第二創業期を支えたチャレンジ
最初のキャリアとしては、NTTデータというシステム開発が得意な会社に就職しました。
そこでエンジニアとして6年ほど勤務をしました。
ただエンジニアなんですけども、プログラムを書くような感じではなくて、お客様との折衝だったり、プロジェクトマネジメントをすることが多くて、恐らく皆さんがイメージされているコンサルタントとかに近いのかもしれません。
あるいは業種が違いますけど、建設業界のゼネコンや現場監督とか、そういったイメージに近いかもしれません。
お客さん折衝だったりプロジェクトマネジメントがメインにはなるのですが、技術的な課題も含めて自社で責任を持って解決していくことが求められるポジションでした。
そして、会社の中でもいろんな分野の仕事があったんですけど、公共性の高い分野に惹かれ官公庁向けのシステム開発に携わってきました。
ただずっとそれをやっていくうちに、ビジネス感覚がない世界にいるんじゃないかと不安になったんです。
資本主義でみんなが競争を重ねることによって社会が良くなる仕組みがやっとわかってきたのかもしれません。
もっとビジネス的な感覚を身につけなければと思い転職をすることにしたんです。
その際に大企業の中で、官公庁の壮大なプロジェクトの一つの歯車となって働くという環境を大きく変えたくて、大学の先輩が地元で2代目として経営している会社にジョインすることにしたんです。
広告制作の会社だったんですけど、業種とかは関係なく、ちょうどその会社が第二創業期で、先輩が新しいチャレンジをする機会を求めて経営をしていたので、そんな人の近くで働けることに魅力を感じました。
金山:全く違う環境に飛び込んだんですね!
エンジニアから広告制作会社へ転職されたとのことですが、木村さんの役割はどんなものだったのでしょうか。
そうですね。
割とアナログな業界でして、そんな事業領域だったのをデジタル化するところが割と役割でした。
当時紙で色々メディアをやっていて、お客様からの依頼で広報物を作ったりして稼いでいる会社だったんですけど、それをどんどんWebの領域に広げていったり、デジタルマーケティングをしたりしてデジタル系の領域について新たな部署を立ち上げるところからやらせてもらいましたね。
社内で誰もやったことがないものを何となく形にしたらそれを誰でもできるように落とし込んで採用してきた人にやってもらってました。
そしてそれを管理して形を作るというのを2年半くらいやってました。
ただ自分自身クリエイティブ業界の中でやっていくというよりは、もっと自分の得意領域をフルに活かした事業をやりたいと思ったのがきっかけで、独立することにしたんです。
金山:なるほど。
それで独立されたんですね。
色々とお話し頂きありがとうございます。
次週は木村さんが描くビジョンについてお話し聞かせてください。
会社情報
事業所名:株式会社Lab K9
所在地:大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル 29階 1-1-1号室
事業内容:テクノロジーやマネジメントノウハウを活用した企業変革コンサルティング