会社・職場・チームで男性上司と女性社員が働くときに大事なことは、
みんなが同じ目標を持ち、その目標を共有すること。
目標を共有し、ゴールに向かって一緒に進んでいくことで、モチベーションが向上し、
チーム全体が成功=あるべき姿へと導かれていく
というお話しをしました。
ただ、目標=ゴールを共有しても、そこに辿り着く方法は決して一つではなく
たくさんあります。10人いれば、10人それぞれが異なる考えや視点を持っています。
今回は、その考えや視点をどのようにまとめ、新しいアイデアを生み出していくか
についてお話ししていきます。
男性上司と女性社員は、それぞれが異なる経験や考え方を持っています。
男性上司は経験が豊富ですから、過去のたくさんの経験の中で
うまくいった方法をベースに考える傾向があります。
しかし、女性社員は、上司に比べると経験が少ないことがあるため、
これまでとは全く違う方法を考えることがあります。
実は、これ、とても大切なのです。
なぜなら、それを起点にさらにアイデアが生まれることがあるからです。
そのためにも、オープンなコミュニケーションで、みんなが自分の意見を
自由に話せ、全員の意見を聞き、相互尊重をすることが大事です。
例えば、新しいプロジェクトを始めるとき、全員でブレストを行います。
そうすると、男性上司と話すことが苦手な人でも意見を言えますし、
また、書くことで新しい発想を生み出し、創造性豊かなアイデアになることが
多いです。
このとき、「そういう考えもあるのだな」と人の意見を認め、尊重すること、
これが最も大事です。
このように、全員の意見を聞き、相互尊重することで創造性が促進されます。
たとえ新しい問題に直面したときでも、いろいろな発想やアイデアがあれば、
新たな解決方法が見つかります。
これがチームの強みとなり、より良い成果へと結び付いていくのです。
異なる考えや視点を相互尊重することで、チーム内の協力関係は深まり、
より強く、より創造的になります。
男性上司は女性社員の意見を聞き、それを尊重し、互いに協力し合うことで、
仕事の効率だけでなく、職場の雰囲気にも良い影響を与えます。
いい雰囲気のチームだからこそ、成果や業績に結び付いていくのです。