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星 寿美

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第144回 感情こそが、生きてる証

2024/02/05

喜びの嬉しい感情も、怒りや嫉妬などの嫌な感情も・・・
自分の内側から出てきた感情は、全て大切にしてほしい!と私は心から思います。

なぜなら『感情こそが生きてる証』だと思うから。
しかし、嬉しい感情はありのまま受け入れられるのに、嫌な感情は『マネジメントしたり』『発散したりスルーしたり』する社会・・・

実はそれ、自分が自分のことを『無視している』状態なのです。

いじめで一番辛いのは無視だと聞いたことがあります。
愛情不足で育った子は理不尽に怒鳴られることを求めたりもします。
無視よりは存在を感じられるから。
私自身も身に覚えがあります。

そして、喜怒哀楽という、内側から自然に沸き起こる感情こそが、自分を生きている証。

嬉しい感情と同じように、嫌な感情も、自分を愛するように、慈しむように、大切に扱うと・・・自分の道が創られていきます。
それを私は人生を通じて、そして仕事を通じて実感しています。

嫌な感情を大切に扱う方法は、これまでの記事で何度も書いてきました。

簡単に説明しますと・・・
怒りや嫉妬などの『めっちゃ嫌だと感じる感情』が内側から湧き出てきたら、それを否定することなく「あぁ、そういう感情なのね」と、まずはありのまま受け入れる。
そこからです。

そして、
①どうして、その感情が出てきたんだろう?(キッカケを明らかにする)
②その時、本当はどうしたかったんだろう?(自分のニーズを言語化)
③私が、本当に大切にしている価値観はなんだろう?(本音を言語化)

嫌な感情の奥には、言語化できていない、本当に自分が大切にしたい価値観があります。
それを言語化できると、本来の自分に気づけます。

喜びの感情よりも、ずっと嫌な感情の方が、結果的に自分と仲良くできるのに、どうして嫌な感情を蔑ろにする社会なのだろう、といつも感じます。

自分と仲良くできたら、周りとの関係もよくなり、どんどん自分を生きられるのに!と心から思うのです。

だから、私はマイナス感情を大切にして、違和感を大切にして、自分を生きる!を増やしたいと日々の仕事に取り組んでいます。
マイナス感情の扱い方、拗れた人間関係などでお困りの方は、気軽にお問い合わせくださいね。

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