コミュニケーションは言葉のキャッチボール。
円滑なコミュニケーションを図る為に、
よく耳にする言葉ではないでしょうか。
キャッチボールは、
相手にボールを投げたり、
相手のボールを受けたすることで、
2人以上で成り立つ行為です。
また、講演やスピーチなどは、
複数の人へ一方的に言葉を投げかける行為です。
どちらも
言葉の「送りて」と「受けて」が存在します。
卒業式や結婚式など、
感動スピーチに涙を流す場面があります。
きっと相手のことを思った言葉が、
受けての心に響いた結果の現象だと考えられます。
一方、言葉のキャッチボールでは、
伝えたいことを一方的に発してしまうと、
問題が起きることがあります。
特に自己主張する場合には、
問題が起こりやすくなりがちです。
相手の立場や意見を尊重しつつ、
自分の主張を正確に伝える表現方法
「アサーティブ・コミュニケーション」
という言葉をご存知でしょうか。
アサーティブネス(Assertiveness)とは、
自他を尊重した自己表現もしくは自己主張のことです。
自分の主張を一方的に述べることではなく、
相手を尊重しながら適切な方法で自己表現を行うこと、
お互いを尊重しながら意見を交わすコミュニケーションのことです。
好きなことを自由に言い合うのは、
コミュニケーションではありません。
どんなボール(言葉)を投げるかが、
とても重要なことになります。
自身の考えを相手に伝えたい時は、
しっかりと受けてのことも考え、
適切な表現方法を実践しましょう!