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三原 勇気

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第25回 1on1を通してやりたい保育にチャレンジしているCさん

2023/05/20

根が真面目で保育に対する情熱あふれるCさん。
周りから求められるような期待に応えられない自分に悩んでいました。

継続的な1on1の中で、保育だけではなく物事の捉え方の癖まで見ていきました。

深堀をしていくと、「私が不十分だからもっと頑張らなくちゃ!」と、
自分自身でハードルを高く設定する癖があるようでした。

まさに、尻叩きマンの色が強く出ています。

具体的にどんなことを頑張りたいか、深堀すると、もやもやしているとのこと。

頑張りたいことが自分の中ではっきりと分からないのに、
周りから求められて、いっぱいいっぱいになっているように感じました。

だからこそ、もやもやする気持ちも大切で、時間をかけて一緒に見ていきました。

切り口を変えて
「子どもがもっと笑顔になるためにどんなことをやってみたいか」聴いていくと
「感触遊びをもっと取り入れていきたい。五感から感動体験を味わってほしい」
ということがでてきたので、具体的にどんなことができるか、
一緒に作戦を考えながら伴走。

やってみてどうだったか、
伺うと子ども達の反応やエピソードを楽しそうに話してくださいます。

自分自身が夢中になって楽しんでいたら、
周りへの発信や連携も歯車が合ったように動き出し、
コミュニケーションでの悩みは少なくなっていきました。


人と対話をすることで、自分の気持ちにはじめて気づくことは多くないでしょうか?

自分に価値はない、他の人のように頑張れていない
と思っていても、日々の取り組みの中で、
自分の好き得意や大切な価値観を活かしているシーンがあるはずです。

その辺りを対話の中で言語化するお手伝いをすることで、
自分の中の輝きに気づいて前に進んでいくことができます。