研修の中で価値観ビジョン発掘ワークを実施したA先生。
最初は、目の前の保育でいっぱいいっぱいになっていて、
自信があまりもてないと話していました。
価値観のワークをする中で、3つすぐに選んで書き込んだA先生。
「主体性・受容共感・愛情愛着を大切に、
もっと子どもの気持ちに寄り添う保育がしたい」
と声高らかに話してくださいました。
自分の幼少期に保育園の担任の先生に優しく笑顔で接してもらえて、
自分が「やりたい!」と言った遊びをすぐに取り入れてくれた記憶があるそうです。
「私もその先生みたいに子ども達から思ってもらえるように、
子どもが好きという初心に立ち返って、子どもの気持ちに寄り添いたい」
と前向きな気持ちで溢れていました。
周りの先生方からの拍手や
「そんな思いだったことを知れてよかった」等のフィードバックを受けて、
自信を感じていました。
次のときの振り返りでは、
「自分の保育の軸が明確になって、もっと楽しめるようになりました」
と笑顔のA先生でした。
組織の帰属意識をもてるようにするために、
対話がとても効果的です。
自分の存在を必要とされている、貢献できている、認められている
という感覚を味わえて初めて、
「ここでこんなふうにしていきたい!」と前向きな気持ちにつながっていきます。
是非この研修のような対話の時間を定期的に作っていってみてください。