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三原 勇気

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第17回 小悪魔ちゃん3:心ポッキー

2023/01/28

今にも心が折れそうなぐらい自己評価が低く、
過剰なほどネガティブに物事を捉えがちな小悪魔ちゃんです。

褒められたり喜んでもらえたりしたときも
『これくらいのことなら全員ができるし・・・』
と過小評価することが多いです。

「いえいえ、そんなことないですよ、、、」
と謙遜することはありませんか?

謙虚なところは素敵ですが、
行き過ぎると知らず知らずのうちに
自分で自分を傷つけているかもしれません。

「ありがとうございます!」
と笑顔で受け止めて、
褒められた言葉も自分の心のコップに入れ込みましょう。
ちょっと満たされる気持ちになるかもしれません。


また、繊細で周りの人からの目を気にする傾向が強いため、
人から言われた言葉を文字通りそのまま受け取りがち。

例えば「A先生のクラスの子ども達って声が大きいよね」と言われたときに
『落ち着きがないクラスって思われてしまった・・・私が担任だからだ・・・』
等と、過剰にネガティブな方向に捉えます。

でも、この言葉の真意は発した本人に聞いてみないと分からないですよね。

もしかしたら
『元気いっぱいのクラス』
『大人の声よりも子どもの声が大きく飛び交うなんて理想的』
などという意味を含んでいるかもしれないのです。

過剰なネガティブで捉えると
「私なんて頑張っても認められない」
「どうせやっても上手くいかない」
というように行き過ぎた結論をもつことにつながります。

心ポッキーがよく出現する方には、結論だけではなく理由や背景も伝えることや、互いの認識が合っているかどうかの確認を丁寧にしていくことが重要となります。