心理的安全性を低下させる上司・管理職の発言についてお話しいたしました。
いかに上司である皆さんの発言が大切であるか。
ということを知っていただけたかと思います。
さて皆さん、こんなことはないでしょうか?
こちらは悪気もなく、もちろん、傷つけるつもりなどもなく発言したのに
相手がなぜか傷ついたりショックを受けた。
そんな時、
「それは受け取る側に問題があるんじゃないの?」
「今の世代は扱いにくい」
などと言いたくなるのではないでしょうか。
もちろん、受け取る側にも問題がある場合があります。
しかし、そんなつもりはないのに、
なぜ傷ついたりショックを受けたりするのか
これを見過ごさない方が良いのです。
どういうことかと言いますと、
放っておくと、離職に原因につながったり、本来の能力が発揮できず良い仕事ができないという状態になるからです。
ではなぜ、そのような状態が起きてしまうのでしょうか。
大きな要因は2つ。
1.「その相手との関係性がどうであるか」
2.「その話の前がどうであったか」
「前がどうであったか」というのは、
ショックを受ける傷つく、といった、「その前のやりとり」が必ずあるということです。
例えば、
その話にいたるまでの、その相手との前日のやりとり、どんなことを話したか
昨日は「これでいいと言っていたのに・・・・」
その内容を受けてのことだったりする場合もあります。
そして、
最も重要なこと
それは
それまでの「相手との関係性」です。
関係性がどうであるかで、
受け取る側の受け取り方も変わってしまうということです。
日頃から、関係性がよい場合
同じ話をしても、傷ついたりショックを受けたりするようなことはなくとも、
関係性ができていない。または関係性が良くない状態の場合、
受け取る側が、ショックを受けたりする場合はあってもあたり前かもしれません。
それは、どちらが「悪い」ということではなく、
コミュニケーションが不足することから起きる当然の現象だということです。
コミュニケーションが不足すると、
どういったことが引き起こされると思いますか?
頭に思い浮かべてみてください
・上司は本当のことを言ってくれてないのかもしれない」
・「必要な情報を教えてくれていないかもしれない」
・「上司の業務を押し付けられているだけかもしれない」
などといった
「疑いが発生」します。
(どう思われているんだろう・・) (何考えているんだ・・)
と
互いに探り合う
そうすると、「迅速な情報共有に支障が出る」ようになります。
他にも
■誤解が生じる
■壁ができる
■ストレスや精神的負担が多くなる
■不信感が芽生える
■モチベーションがダウン
■離職率が高まる
など
コミュニケーションが不足するだけで、何一つ良いことはないんですね。
しかし、
この最も重要な社員、部下との関係性を構築するためのコミュニケーションが
なかなか取れない、と言ったことも現状ですよね。
そんな皆さんに、
次回から、
とっておきのことをお伝えしていきますね。
お楽しみにお待ちください。
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早く知りたい方は、ぜひこちらにご参加いただければと思います。
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最後までご覧いただきありがとうございました。