HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

金山 正明

ホーム > 金山 正明 > 記事一覧 > 第75回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~

第75回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~

2022/06/05

株式会社ObotAI 代表取締役社長 北見 好拡様(其の3)

今回の対談は、株式会社ObotAI代表取締役社長 北見 好拡様にご協力頂きました。
株式会社ObotAI様は、多言語DXを展開されている会社で、多言語AIチャットボットやWeb会議自動翻訳ツール、VRを活用した多言語AIチャットボットでの集客支援を提供されている企業様でございます。
今回はObotAI代表取締役社長 北見様が描く今後のビジョンについてお話をお伺いします。

金山:先週はObotAI創業前のキャリアについてお話しをお伺いしましたが、今週は北見さまが描く今後のビジョンについてお話しを聞かせて頂けますでしょうか。

VRを使ったソリューション(Welcomist VR)を広げていく!

事業を売却した後の話しですけど、自分自身がずっと外国人と仕事をしてきたので、日本のある意味縦の組織ってあまり経験がないんですよね。
ただ、10か国以上の人たちと一緒に仕事をしてきたので、そういった経験は活かしたいなと思っていました。
そんな時にチャットボットAIと出会ったんです。

当時はチャットボットAIというのが走り始めだったので、これで観光向け多言語ソリューションを展開しようとITの事業を進めてきました。
ただ、事業を2016年にはじめてコロナを経験していますから、コロナによってインバウンド需要がなくなって事業の軸を変えなきゃいけなかったんです。

そして昨今、メタバースとかバーチャルという世界が注目されてきましたので、我々としてはVRを使ったソリューションを伸ばしていきたいというのが今後のビジョンですね。

※Welcomist VRのサービス詳細はこちらをご覧ください
https://obot-ai.com/welcomist

金山:とても興味深いですね!
2016年にはじめてITの事業をスタートされて、AIチャットボット、VRといった最先端の技術を活用したサービスを作るって凄いことだと思います。
北見さんが経営において大切にしていることってどんなことなんでしょうか。

スピード感とトライ&エラー

もちろん失敗も沢山あるんですが、直感的に良いなと思ったらやってみるようにしているんです。
そういう意味で経営においてスピード感を持ってやるということは大切にしていますね。

もっと考えれば良かったなということもありますし、大失敗もあるんですけど、大失敗の数と決断が遅くて損するケースと秤に掛けたら、きっとスピード感を出した方が良かったんだろうなと思うんですよね。
なので、経営の軸として、スピード感とトライ&エラーということは大切にしているんです。

サイパンでホテルをやっていた時も、周りは大手ばっかりだったんですよ。
その中でファミリー経営でホテルをやっているというのも稀なことでしたし、勝つためには人がやっていないことをスピーディーにやるしかないなと。
誰から教わったわけでもありませんでしたが、自然とそういったことが身についていたんでしょうね。

金山:まさに経験から得た教訓ですね!北見様の今後の事業展開が楽しみです。
この度は経営者対談へのご協力、ありがとうございました。
これから益々のご発展をお祈り申し上げます。 

今週は北見様に今後のビジョンについてお話しを伺いました。
次週は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づき、そして人、組織の育成に活かすためのポイントをお届けします。

会社情報

会社名:株式会社ObotAI
本社:東京都渋谷区恵比寿2-6-25 上田ビル3F
HP:https://obot-ai.com/
事業内容:
・多言語DX事業
・訪日旅行外国人の手配業務(シンガポール、タイ、ベトナム)
・システムの受託開発業務