2021/02/01
第7回講座でお話しました組織の中で成果をあげる為に必要な5つのステップを再度振り返ってみましょう。
次の5つのステップで歩んでいくことが大切です。
ステップ1)時間を管理する
ステップ2)貢献に焦点を合わせる
ステップ3)強みを活かす
ステップ4)重要なことに集中する
ステップ5)成果をあげる意思決定をする
その最初のステップが時間を管理することです。
ここでの時間を管理するとは、どんな意味なのか?
なぜ最初に必要なのか?ではどのようにしたらいいのか?
といった時間管理のポイントについて書いていきます。
最初のステップは時間管理です。
時間管理の意味はスケジュール管理ではありません。
スケジュール管理は日々の予定表であり、予定を確認する為の活動です。
一方時間管理とは「まとまった時間を確保すること」を意味しています。
さらに加えるとまとまった時間を「定期的に」確保することを意味しています。
まとまった時間を定期的に確保することが求められる理由は「成果をあげるには時間がかかる」からです。
仕事で成果をあげためには沢山の時間が必要であることをマネジメントの生みの親であるドラッカー教授は述べています。
この視点を持つことが成果をあげる上で大切なポイントであるのです。
さらに「成果をあげる人は仕事ではなく、時間からスタートしている」まで述べています。
つまり、成果をあげる人は請け負った仕事は時間がかかることを認識しており、時間をかけて成果に繋げていく為に、まずいつ、どれくらいその仕事を実践する為の時間を定期的に設けることができるかを考えているのです。
この考え方と出会う前は、何をしても継続ができず、短期的な視点でばかり仕事をしていた為、思うように仕事の成果が出せず、苦しむ日々が続いていました。
しかし、この時間管理の考え方に出会い、時間からスタートすることを意識し続けることで、大きな仕事の成果に繋がりました。その代表例が毎日更新2500日以上続けることができた飲食店応援ブログ、毎週6本、計270本以上の動画配信を行っているYouTube飲食店経営塾しおラボです。
この2つの活動はそれぞれ、編集や執筆に日々2~4時間かかることを感じました。このまとまった時間を毎日確保していく為に毎朝5時に起き、5時~9時の4時間を編集及び執筆の時間として確保するようになりました。この4時間のまとまった時間の確保を日々行うことが、ブログやYouTubeの配信を毎日更新し続けることができる力になっています。そして、このブログやYouTubeを配信し続けていることができることが、コロナ禍でも昨年を上回る売上をあげる成果に繋がっています。
このようにまずは「まとまった時間を定期的に確保する=時間管理を行うこと」が、仕事で成果を上げる為の第一歩であるのです。
☆今日の質問☆
あなたは自由に使えるまとまった時間を定期的に設けていますか?