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加倉井 正和

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第52回 ○遣い

2021/12/07

タイトルの○に入る言葉、
決して毎月自由に使えるお金のことではありません。
こんなつまらないオヤジギャグ、、、
私の研修でも体験することができます(笑)

今回テーマにしたいのは、
「気遣い」と「心遣い」。

気遣いの意味としては、
「あれこれと気をつかうこと。よくないことが起こるおそれ。懸念。」です。
一方、心遣いは、
「あれこれと気を配ること。心配り。配慮。祝儀。心付け。」です。

非常に似た意味で、どちらも相手を思っての行動だと思います。
しかし、気遣いって難しいですし、疲れそうなイメージがあります。
よく「気疲れ」なんて言いますが、どちらにも当てはまるかもしれません。

気遣いには、
「神経を使って相手に何かをしたり、発言したりすること」を指すようで、
相手を不快にさせないようにした行動が、裏目ってしまうこともありそうですね。

心遣いでは、
「心から相手のことを思いやって、何かをしたり発言したりすること」を指すようなので、
相手を思っての真心的な行動になりそうです。

どちらも、ちょっとしたことで相手に影響を与えるかもしれませんね。

よくマナーやマニュアルが存在すると思いますが、
人によっては、そのマナーやマニュアルが不快に感じることもあるかもしれません。
決められた気遣いだけでは通用しない世の中になりつつあるのかもしれませんね。

相手が人間であれば、決まったことだけを行動するのではなく、
ちょっとした心遣いで世の中が少しでも優しくなるかもしれません。
もしかしたら、そんな行動からイノベーションに繋がるかもしれませんね。

過去や決まったことだけにとらわれず、時には変化することも必要なのではないでしょうか。

参照:デジタル大辞泉(小学館)