「すこし愛して。ながく愛して」TVから聞こえてくる甘ったるい声。
和服姿で家事に奮闘する奥様役の大原麗子さんが、愛くるしくも妖艶で、小学生だった高松の記憶に強く残っている、「サントリーレッド」のCMです。
そんな「サントリー」さんが、13年ぶりに「社名」として復活するようです。
「サントリーホールディングス」が傘下におく、国内酒類事業を統括する「サントリーBWS」、ビール事業の「サントリービール」、ウイスキーなどの蒸留酒事業の「サントリースピリッツ」など5社を合併させ、国内における酒類の製造や営業を一本化することを発表しましたが、「響、山崎、ザ・マッカラン」などのウイスキー8ブランドを、来年4月1日から最大で28%値上げすることもあり、web上でも話題に上がっています。(社長批判コメントが目立ちますが、、)
日本のウイスキーは、多くの国際大会で賞を総なめするなど、世界的にもブランドを確立し、海外市場での人気も高まっているため、原酒が不足しており、値上げ分は安定供給に向けた生産設備の増強にあてるようです。
ウイスキーは生産開始から販売までに、最低でも3年以上の時間がかかると言われ、現在の需要にすぐに応えることができない、大量在庫を抱えてしまうリスクもある難しい商品でもあります。
ウイスキー好きな高松としては、冒頭のコピーにあるように、「すこしでも多くの方に、ながく愛してほしいな」と願うばかりなのです。
最後に、CMの補足ですが、映画「ビルマの竪琴、おとうと、犬神家の一族」などで知られる市川崑監督の手がけた作品でもあるのですよ。