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高松 秀樹

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第50回:愛されるカレンダー

2021/11/27

東京・池袋に本店を置く、家電量販店売上2位の「ビックカメラ」さん。

社名の「ビック(Bic)」を「ビッグ(Big)」と勘違いしている方も少なくないようです。

公式HPでは「Bic)」とは英語の方言でで「(外見だけでなく中身も)大きい」の意であり、創業者の新井隆司氏が、バリ島を訪問した際に現地の子供たちが使っていた「ビック、ビック」という言葉に、「偉大な」という意味があると聞いて社名に使ったと言われています。

そんな「ビックカメラ」さん。
15年以上前から無料配布(11月に店頭配布)してくれている「オリジナルカレンダー」が人気です。

先日も、同社公式Twitterアカウントが2022年版の配布開始を知らせると。

・待ってました!今年も始まった!
・師走を感じるよね
・毎年、重宝しています!
・10年以上前からトイレに貼っています
・なるほど!と唸らせる情報が満載よな
・小技が効いてて、知育につながる

などなど、多くの声が上がり、多くの方々に愛されていることが伝わってきます。

カレンダーのサイズは、縦約104センチ×横約60センチという「Bigサイズ」で、初めて見る方は、掲載された情報量の多さに驚きます。

詳しく描かれた日本地図には、県庁所在地や国立公園、自動車道などが分かりやすく記載され、また、国内の世界遺産一覧や路線図のほか、暦や六曜の解説、年齢干支早見表など豆知識もぎっしり詰まっていて、そのクオリティーの高さには圧倒されます。

最下部には同社のCMソングの楽譜と歌詞も載せられているのですが、その原曲は1864年に米国で発表された讃美歌「まもなくかなたの Shall We Gather at the River」。

「たんたんタヌキの金時計、風もないのに・・♪」のフレーズで有名ですが、私と同世代くらいの方には、幼い頃の替え歌「たんたんタヌキの~♪」が頭に思い浮かぶ方も多くいらっしゃるのでは。

話がそれましたが、企業が作成する贈答用カレンダーには、イマイチなモノが溢れていますが、ぜひ、ビックカメラさんの無料カレンダーを手にとってみてください。

そこには、毎年、社員の方々が熱い想いで企画、刷新して提供している「愛されるワケ」がちりばめられています。

ちなみに、ビックカメラ、コジマの全店と、ソフマップの一部店舗に置かれておりますが、一人一枚で、なくなり次第終了となっていますので、お早目にどうぞ!