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塩崎 俊樹

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【第46回講座】いよいよ本番

2021/10/25

時短要請がようやく解除されました

今年に入ってから、約10か月間続いた時短要請が本日25日からようやく全面解除されることになりました。

人数制限や利用時間制限など、若干の制限がありますが、ほぼコロナ前の通常営業に戻っていきます。
これは新たなチャンスであると同時に、大きなリスクでもあります。

協力金は出なくなるが・・・

通常営業に戻るということは、チャンスばかりではありません。
むしろリスクの方が大きいと感じています。
これまで約10か月間は、時短営業をする為に協力金を行政から頂きながら、営業することができました。
売れる売れないに関わらず、時短を守ることで生み出すことができていたボーナス的な売上である協力金。
それが今後はなくなるのです。
 
例えば毎月120万円協力金を売上として立てていた飲食店は、この120万円を今後は自ら生み出していくことが求められます。
1日4万円の売上。これは個人店にとってはとても大変な売上です。

その一方で、市場環境はどのようになっているでしょうか?
長い間時短要請や休業要請が続いた影響で、以前に比べると飲食店で食事したり、飲んだりする人の戻りが鈍くなっています。
特に居酒屋など夜が収益の中心となるお店が苦戦しているのを見ています。
お客様が早く帰宅することに慣れてしまっているのと同時に、家でも美味しいお酒が飲めることがわかり、離れていったお客様がなかなか戻らない状態になっています。

本当の勝負はココから

時間については自由に営業できるようになる。
一方で、協力金がなくなり、戻ってくると思っていたお客様が思うように戻らない・・・。
そんな厳しい環境の中で、さらに悩ませているのが、人の問題です。なかなか採用ができないくらい、人の応募が少なくなっているのです。
しかも雇うことができても、長い間人を育てる機会を設けてこなかったこともあり、なかなか人が育たないのです。

集客に加えて、人の採用育成においても、今までと違う厳しい環境の中、今まで売上の中心にあった協力金の売上がなくなる。
そんな厳しい環境の中で生き抜く為に大切なことは、新規集客と採用育成に対して向き合い続けることです。

この二つの活動を意識して、営業を続けていくことが、この厳しい環境の変化を乗り越えていく第一歩です。
具体的にはどのように進んでいくことが大切なのか?次の記事でお話していきます。

☆今日の質問☆
あなたは11月以降の集客について、どんな準備をしていますか?